3分で分かる「風の神送れよ」のあらすじ要約&読書感想文を書くコツまとめ

2022年の小学校高学年課題図書に選出された「風の神送れよ」(読み方は「かぜのかみおくれよ」)。今回はこの本の内容やあらすじ要約や登場人物をまとめた上で、読書感想文を書くコツについて解説します。例文つきで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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「風の神送れよ」(小学校高学年の部の課題図書)の内容とは

書名 風の神送れよ
作者 熊谷千世子 (著)

くまおり純 (イラスト)

出版社 小峰書店
発売日 2022年10月25日
ページ数 196ページ

今回紹介する「風の神送れよ」は、長野県に実際にある神事をモチーフにした作品。小中学生たちがメインに出てくる話なので、子ども目線で成長を実感しやすい小説です。またコロナ禍における今を書いた作品で、疫病に対してどう接するかも考えさせられます。

「風の神送れよ」は、神事「コト八日行事」の補佐役を担当することになった少年・優斗が主人公。友人の身内が死なないように神頼みをしたり、謎の住人を訪ねたり、リーダーの怪我を他の子たちみんなで補ったりといったできごとが起こります。

※「風の神送れよ」は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書こうと思っている小学生
・コロナ禍における今の小説を読みたい人
・子どもたちのチームワークが発揮される小説を読みたい人

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「風の神送れよ」の登場人物まとめ

◯「コト八日行事」に参加する子どもたち
杉浦優斗(すぎうらゆうと):主人公。六年生。補佐役
・杉浦柊(すぎうらしゅう):主人公の弟。三年生。新兵
・柚月(ゆづき):五年生。会計
・小林宇希(こばやしうき):五年生。神奈川からの転入生
・東谷凌(ひがしたにりょう):中学一年生。頭取
・波留(はる):四年生
・航(わたる):三年生。新兵
・芽衣(めい):三年生。新兵
・佳奈(かな):四年生。会計手伝い

◯その他の人物
・優斗の母さん
・優斗の父さん
・笹原(ささはら)先生:優斗の担任
・白木屋(しらきや):自治会長
・高橋雄三(たかはしゆうぞう):謎の住人
・土屋淳之介(つちやじゅんのすけ):柚月の祖父

3分で分かる「風の神送れよ」のあらすじ要約【※ネタバレあり※】

優斗は地元に代々伝わる「コトの八日行事」を疎ましく思っている。「コトの神様」とは「風の神」とも呼ばれており、病気や災難を引き起こす疫病神のことだ。村ではコトの神を村の外に送り出す「コトの神送り」を含めた行事が、毎年行われている。

今年はコロナが流行っているので、コロナ退散の願いを込めて例年以上に気合が入っている。子どもたちがそれぞれの役割を与えられる行事で、今年は年功序列で優斗がリーダーの補佐役となった。

ある日、友達の柚月のおじいさんが事故に巻き込まれて死にそうになった。それまで神様の存在をほとんど信じてなかった優斗だが、柚月のおじいさんが死なないように必死に神頼みをした。その結果なのか、おじいさんは無事に助かった。それまで神事に乗り気ではなかった優斗だが、今年のコト八日行事の練習をがんばると神様に誓った

コトの神送りの口上のヒントを集めに、村の家々を訪ねていくことにした優斗たち。その際、高橋雄三さんという謎の住人と出会う。いかにも疫病神がついていそうなおじいさんだったが、実は柚月の祖父と知り合いで話してみると良い人だった。昔、神様に助けられたエピソードも教えてくれた。優斗は人を見た目で判断してはいけないと戒める。

なんだか心がうきうきする。
今日はすごくいい日だった。
だって、人は見かけによらないってわかったから。
神様はがんばる人を見ていてくれるってことを、ぼくは教えてもらったから。
引用:「風の神送れよ」98ページより

順調にいっていたかと思いきや、災難が起こる。頭取(リーダー)の凌さんが、骨折してしまったのだ。そこで補佐役だった優斗が頭取の代わりを務めることになったが、不安な気持ちが押しよせる。そんな優斗に父さんはこう語りかけてくれた。

おまえはひとりじゃないだろう。そのための仲間がいるだろう。仲間を信じて、できることを全力でやってみろ。そうすりゃあ、まわりの景色がそれまでとちがって見えるときがくるもんだ
引用:「風の神送れよ」120ページより

そうして迎えたコト八日行事。一日目は寒い中で凍りつく寸前だったが、なんとか成しとげる。二日目の神送りでは、優斗は怪我をした遼さんの気持ちを背負って歩き続けた。それぞれが強く願いながら、みんなでゴールへと向かった。

流行病の前では、人間は無力なのかもしれない。
今だって、ぼくら、ううん、世界中の人がコロナと闘っている。
でも、人間は負けない。
神様を祀り、守り守られながら、知恵を出しあい助けあって生きてきた。
ぼくらはそんな人々の思いにつながっている。
引用:「風の神送れよ」171ページより

「風の神送れよ」の読書感想文ガイド【例文つき】

「風の神送れよ」は2022年の課題図書(小学校高学年の部)に選ばれています。ここまで内容やあらすじ要約を書いてきましたが、読書感想文にはそれだけ書いてもいけません。作者が伝えたいことを抑えて、それについて読者がどう思い、どう考えたかをまとめることが重要です。

ここでは三つのテーマに沿って、読書感想文を書くコツを解説します。例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

神様はいるのか妄想してみる

「風の神送れよ」では神様が登場しますが、皆さんは神様の存在を信じていますか?信じているなら、なぜ神様はいると思っているのか、神様の恩恵を感じたエピソードなどを書いてみましょう。登場人物たちの話とリンクさせながら、書けるとよりよいです。

【例文】
ぼくは兄が高校に合格できるように、神社におまいりしているのを少しバカにしているところがありました。自力でがんばれば合格できるだろうとずっと思っていました。優斗が物語前半で神様を信じていなかった気持ちと、似ている感情を持っていました。

優斗が柚月のおじいちゃんが死なないように祈ったのと同じように、ぼくにも同じように祈りたくなる状況になりました。受験の一週間前に兄がカゼをひいてしまったからです。幸いコロナではありませんでしたが、とてもつらそうでした。

そのとき、兄のいっしょうけんめい勉強していた姿を思い出しました。あれだけがんばっていたから、大丈夫なはずだと神様に伝えました。そのおかげか兄は回復して、無事に受験して高校にも合格できました。

ピンチの時に神様に祈りたくなったこと、神だのみするだけでなくきちんとそれなりの努力をしていたこと。これらは小説の中でも共通していたことでした。優斗が補佐役をがんばろうと思ったのと同じように、ぼくも中学生になったら高校受験の勉強をがんばろうと思いました。

上記のような文でもいいですが、もっと自由に、神様はいるのか、と妄想するのもおもしろいですね。みなさまが住んでいる地域にも神様をまつる行事はありますか?その行事について、どんな神様がいるのかなど調べてみるのもよいでしょう。

仲間との結束について考えてみる

小説ではリーダー役の少年がケガをしたことにより、補佐役の優斗がリーダーの代わりを務めました。皆さんもクラブ活動やクラスの行事などで、チームワークを試される場面があったはずです。その時のことを思い出してみましょう。

【例文】
仲間がピンチになった時ほど、助けあおうという気持ちが強くなった経験はわたしにもあります。運動会で足の速いエースの子がケガをして欠席した時、まわりの人がカバーしてリレーのバトンをつなごうと思いました。

エースの子が人一倍おうえんしてくれるので、わたしたちはいつも以上にがんばれました。結果はそこまでよくなかったですが、その時にチームが団結できたと思えます。誰かの分までがんばろうという思いが、人を強くするのだと実感できました。

人を見た目で判断しないことについて書く

物語の途中で出てくる、高橋さんという謎の住人は、当初ぶきみな存在として描かれていました。優斗は疫病神がついているんじゃないかとさえ思っていましたが、実際にちゃんと話してみるとよい人だと分かりました。さらに物語の終ばんでも高橋さんは神事に挑む子どもたちに良いアシストをしてくれます。

優斗が「人を見た目で判断するといけない」と思ったように、みなさんにも同様の戒めを感じた経験はあるのではないでしょうか。その時の反省をふまえて、自分が考えたことを書いてみましょう。

【例文】
優斗が高橋雄三さんと話してみて、「人を見た目で判断しちゃいけない」と思ったシーンは忘れられません。なぜならわたし自身も人を見た目で判断してしまい、いやな気持ちにさせてしまった経験があるからです。

クラスでリレー大会のメンバーを選出する際、いかにも運動ができなさそうな子を最初からメンバーに選ぼうとしていませんでした。その子は自ら手をあげて立候補したのですが、わたしを含めみんなは「うーん」という感じで、賛成できませんでした。

しかし実際にタイム測定してみると、その子はとても足が速かったのです。わたしは勇気を持って手をあげてくれた友だちのことを冷たく接してしまったと反省しました。人を見た目で判断しないように気をつけようと思いました。

まとめ:「風の神送れよ」はコト八日行事に挑む子どもたちの成長小説だった

いかがでしたか?「風の神送れよ」の特徴を以下にまとめました。

・2022年の課題図書(小学校高学年の部)
・実在するコト八日行事をテーマにした小説
・主人公含む子どもたちの成長が感じられる

以上です。コロナ禍をテーマにしており、今読まれるべき作品だと言えるので、まだ読んでない方はぜひチェックしてみてください。

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