綿矢りさの小説おすすめランキングTOP10|簡単なあらすじ・解説付き

最近はこじらせ系女子の書き手としての地位を確立した作家・綿矢りささん。多くの小説が映画化され、映画で見たから原作が気になってる方もいるでしょう。ただ芥川賞史上最年少受賞の肩書を持つことから「読んでみたいけど難しい小説なのかも」と思われることも。そこで今回は綿矢りささんの小説をおすすめ作品順にランキング形式でご紹介。それぞれ簡単なあらすじやおすすめポイントの解説も踏まえて紹介するので、ぜひあなたのお気に入りの小説を見つけてください。

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こじらせ系女子の書き手として人気の作家・綿矢りさのプロフィール

原作小説が次々と映画化される、人気作家の綿矢りささん。彼女の特徴は「こじらせ系女子」が度々登場すること。真っ当な恋愛がなかなかできずに、日々苦悩している女子たち。天然のイタさがあるのですが、そこがほっとけなくて読者はついつい引き込まれてしまいます。

綿矢りささんが大きな注目を浴びたのは、第130回芥川賞を受賞した時でしょう。当時19歳で史上最年少での芥川賞受賞!同時に受賞した金原ひとみさんも20歳と若かったこともあり、社会的なニュースになりました。

高校在学中に「インストール」で文藝賞を受賞し、作家デビュー。大学生の頃に芥川賞を受賞し、そこからしばらくブランクがありました。しかしここ最近は、こじらせ系女子の書き手として確固たる地位を確立。私生活では結婚・出産しているので、今後の作風にも影響が出てくるかもしれません。

綿矢りさの小説おすすめランキングを発表!評価基準とは

綿矢りささんのおすすめ作品を選ぶ際に、以下の点を特に重視しました。

・作品の人気度
→発行部数やAmazonでの口コミレビューの多さを参照

・作品の評価
→Amazonでの評価、SNSでの口コミ内容を参照

・読みやすさ
→作品の長さはちょうど良いか、難解ではないか

・文学的価値
→純文学作品としての評価、文学賞受賞の有無

などをもとに総合的に判断して順位をつけました。

また作品を紹介する上で
【こんな人におすすめ】
【簡単なあらすじ】
【おすすめポイントを解説】

を記しています。読む本を選ぶ際の参考にしてください!

第1位「勝手にふるえてろ」

出版社 文藝春秋
発売日 2012年8月10日(文庫本)
ページ数 218ページ
一言ポイント 作家・綿矢りさの新境地を開いた快作

こじらせ系女子の書き手として、新境地を開いた作品です。第27回織田作之助賞候補作。松岡茉優さん主演で映画化されました。

【こんな人におすすめ】
・ずっと片想いしている人がいるのに別の彼氏と付き合っている人
→主人公と同じ境遇で共感できること間違いなし!

・普通の恋愛小説に飽きた人
→こじらせ系女子の暴走っぷりに惹きこまれる!

【簡単なあらすじ】
24年間誰とも付き合ったことがないOLのヨシカは、中学の頃からずっと片想いしている男性がいた。ヨシカはその男性・一宮のことを「イチ」と呼び、ずっと脳内恋愛していた。そんなある日、ヨシカは同期の霧島から告白される。ヨシカは彼を「二」と呼び、付き合うことに。そこからヨシカの「二股恋愛」が始まった…。

【おすすめポイントを解説】
リアルな付き合いか脳内恋愛か?2つの恋愛の挟み撃ちが面白い!
二と付き合いだしてからも脳内恋愛を続けるヨシカ。ずっと脳内恋愛を楽しんでいた彼女は、そんなに好きでもない男とのリアルな恋愛をとるのか、妄想の恋愛を楽しみ続けるのか、その葛藤が面白いんです!

・片想いをする視点にむずキュンしちゃう!
ヨシカは中学時代にイチのことを視線の隅でずっと確認していた…などと、想いをまっすぐに伝えられないヨシカの片想いの様子にむずキュンしちゃいます。好きな人になかなか告白できずに青春時代を過ごした読者は、強く共感できるはずです!

第2位「蹴りたい背中」

出版社 河出書房新社
発売日 2007年4月5日(文庫本)
ページ数 192ページ
一言ポイント 芥川賞最年少受賞で社会的ニュースになった本

早稲田大学在学中に芥川賞を受賞した名作。19歳での受賞は最年少受賞となり、社会的ニュースになりました。

【こんな人におすすめ】
・芥川賞最年少受賞した話題作を読みたい人
→芥川賞選考委員の選評と併せて読むと理解が広がる!

・印象的な書き出しをチェックしたい人
→書き出しの「さびしさは鳴る」はあまりにも有名

【簡単なあらすじ】
クラスで余り者扱いされているハツは、同じ境遇にいる男子・にな川がモデルのオリチャンのオタクだと知る。彼女に会ったことがあるハツは、にな川に興味を持たれ、家に呼ばれるように。やりとりをする内に、にな川の背中を見てハツにある感情が芽生える…。

【おすすめポイントを解説】
「さびしさは鳴る」から始まる印象的な書き出しをまず読もう!
クイズ番組で出されるほど、有名な書き出し。「さびしさは鳴る」という秀逸な比喩表現から始まり、主人公・ハツの高校内でのスタンスがよく分かる内容になっています。今までの純文学とは一味違った書き方に注目です。

・タイトルの「蹴りたい背中」の意味を探りながら読み進めよう!
タイトルにもあるように、背中を蹴りたいという衝動が主人公のハツに芽生えるストーリーになっています。なぜ彼女はそう思うようになったのか?クラスで余り者扱いされ、同じ境遇の男子と接近していくハツの心情を追いながら読むとよいでしょう。

◯「蹴りたい背中」のあらすじについてはこちらの記事もチェック↓↓
3分で分かる『蹴りたい背中』のあらすじ&ネタバレ解説まとめ

第3位「私をくいとめて」

出版社 朝日新聞出版
発売日 2020年2月7日(文庫本)
ページ数 175ページ
一言ポイント おひとりさま生活を満喫する独身女子に訪れる変化

のん主演により映画化された小説。文庫本の解説は、芥川賞同時受賞で話題になった、同世代の書き手・金原ひとみさんが担当しています。

【こんな人におすすめ】
・好きな人はいるけど、今の関係は壊したくないと悩んでいる人
→あなたもみつ子!彼女の行動に背中を押されます

・のん主演の映画を見て気になっている人
→原作と映画の違いを楽しんでみよう!

【簡単なあらすじ】
30歳を過ぎても独身生活を満喫している黒田みつ子。悩んだ時は脳内相談役の「A」がいつも答えてくれる。ある日、年下男子の多田くんに恋をしていると気づいたみつ子。このままの関係や平和な日々を壊したくないと思いつつ、みつ子は一歩踏み出そうとする…。

【おすすめポイントを解説】
おひとりさま生活の変化をどう受け入れるか?の心理描写に注目!
晩婚化で30歳をすぎてもまだ独身だという女性は結構いますよね。自分一人の生活を楽しめるけど、だけどどこか孤独で変化もしたい…。そう思っている方にはみつ子の行動一つ一つが気になって仕方ないはず!脳内相談しながら、突き進む主人公の様子がなんとも可愛らしいです。

・金原ひとみさんの解説から読み取れる同世代作家の優しい眼差しに感動!
綿矢りささんと同じく若い頃に芥川賞受賞した金原ひとみさんが、文庫本の解説を担当しています。同世代を引っ張ってきた作家ならではの優しい眼差しが随所に感じられて、温かい気持ちになります。小説を全て読んだ後に、ぜひチェックしてみてください。

第4位「インストール」

出版社 河出書房新社
発売日 2005年10月20日(文庫本)
ページ数 95ページ
一言ポイント 17歳の感性が発揮された、鮮烈なデビュー作!

17歳の感性が発揮された、鮮烈なデビュー作!

綿矢りささんが高校生の頃に書いた、文藝賞受賞作。上戸彩さん主演で映画化されています。

【こんな人におすすめ】
・綿矢りささんのデビュー作を読んでみたい人
→綿矢りささんのルーツを知れる!

・10代の書き手の瑞々しい感性に浸りたい人
→10代にしか書けない、リアルな描写にハッとさせられる!

【簡単なあらすじ】
登校拒否になっていた女子高生・野田朝子に、小学生のかずよしがコンピュータで風俗チャットのバイトをやらないかと提案してきた。押し入れの中のコンピューターを使い、二人はだんだんと大人たちとの秘密の会話にのめり込んでいく…。

【おすすめポイントを解説】
・17歳ならではの感性が発揮された表現に感心させられる!
押し入れから足だけを出してぶらぶらさせているシーンなど、何気ない描写にハッとさせられる箇所がいくつもあります。17歳ならではの瑞々しい感性を発揮して、描かれた表現を一つ一つ吟味しながら読んでみてください。

・大人の世界を垣間見ながらドキドキする高校生と小学生の心情に注目
風俗チャットを通じて見える大人たちの本音に、ドギマギさせられる主人公たち。彼女たちは、まだ大人ではないけど、子どもっぽいと言われるのが嫌な微妙なお年頃。主人公の高校生と、大人びた小学生男子の心情を追いながら読むとドキドキさせられます。

第5位「かわいそうだね?」

出版社 文藝春秋
発売日 2013年12月10日(文庫本)
ページ数 155ページ
一言ポイント 恋愛と友情は成立する?永遠のテーマに挑んだ一冊

第6回大江健三郎受賞作。表題作「かわいそうだね?」の他、「亜美ちゃんは美人」を収録しています。

【こんな人におすすめ】
・恋愛と友情の両立に悩んでいる人
→主人公の下した決断が、あなたの行動や考えに変化を与えるかも

・ブラックジョークで笑わせてもらいたい人
→テンポ良いブラックユーモアで笑わせてくれる!

【簡単なあらすじ】
28歳の樹理恵は彼氏・隆大と順調に交際し、幸せな日々を過ごしていた。しかしある日、元カノのアキヨを助けるために居候させると言いだしてくる。そこから始まった、奇妙な関係。優柔不断な彼氏と、気にしなさすぎな元カノ。最後に樹理恵が下した決断とは…。

【おすすめポイントを解説】
恋愛と友情の両立という究極のテーマに挑んだ点
併録の「亜美ちゃんは美人」は、美人の親友がいつも隣に並んでいるせいでいつも二番煎じになっている主人公の物語。悪気がない彼女に対して、主人公がどういう行動に出るか、注目して読んでみましょう。

・話題になった、痛快なラストシーン
良い人なんだけど、なかなか態度をはっきりさせない彼氏。サバサバ系なんだけど、空気読まなさすぎる元カノ。そんな二人との関係性に挟まれつつも、どうにか自分を無理やり納得させながら過ごしてきた主人公が、最後に感情を爆発させちゃいます!なんとも痛快です。

第6位「手のひらの京」

出版社 新潮社
発売日 2019年3月28日(文庫本)
ページ数 248ページ
一言ポイント 京都を舞台に三姉妹の活躍が光る物語

綿矢りささんの故郷である京都を舞台に描いた、三姉妹の物語

【こんな人におすすめ】
・映画『海街diary』や谷崎潤一郎『細雪』のような姉妹の話が好きな人
→三者三様の三姉妹の奮闘ぶりが愛らしい

・京都に縁がある人や京都が好きな人
→この本を読めば、きっと京都へ行きたくなる

【簡単なあらすじ】
京都で生まれ育った三姉妹の物語。おっとりした性格の綾香(長女)は、年齢的に結婚への焦りが出てきた。恋愛体質で負けず嫌いの羽依(次女)は、職場の上司と恋仲になるも孤立する。大学生の凛(三女)は、愛する京都から出ようと決意して…。

【おすすめポイントを解説】
・綿矢りさが生まれ育った、京都の美しく愛着のわく描写
京都らしい風景や、そこでの暮らしが丁寧な筆致で描かれています。春のほのぼのとした空気感や、夏の夜の蒸し暑い中行われる送り火、秋の紅葉が街を取り囲んでいる感じ、そして冬の嵐山に降る雪など。四季を通じて書かれる、京都の街並みが美しいです。

・三姉妹の奮闘ぶりがおもしろい!
三者三様でそれぞれの奮闘ぶりを楽しく読ませてくれます。特に次女の羽依が啖呵を切るシーンは特に迫力があります。三姉妹が絆を強くしながら、それぞれが成長していく姿が頼もしいです。

第7位「意識のリボン」

出版社 集英社
発売日 2020年2月25日(文庫本)
ページ数 134ページ
一言ポイント 人生を肯定的に描いた、感動の短編集

エッセイのような感覚で気軽に読める短編集。計8篇の短編から成り立っています。

【こんな人におすすめ】
・綿矢りささんのいろんな短編を読んでみたい人
→様々な味付けの短編を楽しめます

・普段小説はあまり読まないけど、エッセイな読む人
→エッセイのような感覚で気軽に読めます

【簡単なあらすじ】
交通事故に遭い、死に瀕した「私」は今までの人生をたどる旅に出る…(「意識のリボン」表題作) 岩盤浴へ癒しとデトックスを目的に来たのに、女性二人の会話が気になってしまい…。(「岩盤浴にて」) などを含む8つの短編集。

【おすすめポイントを解説】
・ふとした出来事で人生について深く考えさせられる、気づき
「履歴の無い女」では、結婚して名字が変わって新生活を送ろうとする女性が、ふと過去を振り返理、自分には「履歴がない」と感じます。女性は妊娠、出産、育児などで様々な立場や境遇が変わり、その都度ふとした日常の出来事により、いろいろ気づかされますよね。

・人生を前向きに捉えさせてくれる点
女性の生き方を見つめ、肯定的に捉えさせてくれます。一般的なモラルでいうと、女性はこうあるべきとされがち。しかしそこで悩み苦しくなるくらいなら、こう捉えたらいいんじゃないと、前向きになれる答えを用意してくれています。

第8位「生のみ生のままで」

出版社 集英社
発売日 2019年6月26日
ページ数 415ページ
一言ポイント 女性同士の恋愛を果敢に扱った話題作

第26回島清恋愛文学賞受賞作。女性同士の恋愛を真っ向から書き切った、上下巻の大作。

【こんな人におすすめ】
・我を忘れて恋愛に夢中になった経験がある人
→逢衣と彩夏が惹かれ合う様に自分の経験を思い出すかも

・女性同士の恋愛ものを読んでみたい人
→女性同士の恋愛だからこそ細かなディテールに読み応えがあります

【簡単なあらすじ】
携帯ショップ店員の逢衣と、芸能活動をする彩夏。どちらも男性の恋人がいる中、お互いに惹かれ合うように。それから同棲し幸せな生活を送った二人だったが、ある事件のために状況が一変し、思わぬ試練に襲われる…。

【おすすめポイントを解説】
・作中に鳴り響く印象的な音楽
上巻には小田和正の「ラブストーリーは突然に」やザビア・クガート楽団『Perfidia』、下巻にはJason Mraz (feat. Colbie Caillat)『Lucky』など印象的な楽曲が多く出てきます。実際に綿矢りささんが何度もリピートしている曲なのだとか。曲を聴きながら読書するとより臨場感を味わうことができるでしょう。

女性同士の恋愛だからこそ伝わる、細かなディテールや社会的苦しさ
→男女の恋愛よりディテールが細やかに描かれています。からだの美しさ、髪の毛の匂い、手つきの滑らかさなど。また物語中盤から親の問題が出てきて、女性同士の恋愛ならではの社会的苦しさも丁寧に書かれています。恋愛小説としてはもちろん、社会小説としても両方楽しめる一冊です。

第9位「ひらいて」

出版社 新潮社
発売日 2015年2月1日
ページ数 141ページ
一言ポイント 歪んだ恋愛感情が暴走して行き着く奇妙な三角関係

『蹴りたい背中』以降、綿矢りささんが久々に高校を舞台に描いた小説。2021年10月に映画化

【こんな人におすすめ】
・2021年10月公開の映画が気になった人
→映画をまだ見てない人は先に原作を読んでみて

・高校生の不器用な恋愛模様を読みたい人
→主人公・愛の破茶滅茶ぶりに注目!

【簡単なあらすじ】
クラスで人気者の女子高生・愛が恋をしている相手は、地味な男子・たとえ。自分だけが彼の良さを知っているはずだったのに、彼には密かに手紙をやりとりし、付き合っている女子がいた。愛はたとえの彼女・美雪に接近していき…。

【おすすめポイントを解説】
高校生らしい不安定な心情を綿矢節で書き切っている点
『蹴りたい背中』で高く評価されたのは、高校生の不安定な心情を丁寧に描いている点。今作でもその実力は健在で、鮮やかな比喩表現を用いながら揺れる心情を書き切っています。

・爽やかな表紙とは裏腹の壮絶な展開
愛は美雪に接近していくと想いもよらぬ行動に出ます。たとえと美雪の関係を壊すために、起こす暴動っぷりが激しくてハラハラさせられます。道徳的にはいろいろ問題がある行動ですが、それでも許してあげたくなるような主人公の様子を温かく見守りましょう。

◯「蹴りたい背中」のあらすじについてはこちらの記事もチェック↓↓
3分で分かる「ひらいて」(原作)のあらすじ&ネタバレ解説・感想まとめ

第10位「夢を与える」

出版社 河出書房新社
発売日 2012年10月5日
ページ数 325ページ
一言ポイント 芸能人が堕ちていく様が痛々しい

『蹴りたい背中』芥川賞受賞以降、約三年半のブランクを経て出版された長編小説。

【こんな人におすすめ】
・芸能人のゴシップネタが好きな人
→芸能人が堕ちていく姿がリアル!

・綿矢りささんのいつもの作風とは違ったテイストの本を読みたい人
→綿矢りささんがやや迷走している時期に発表したためか、やや違った作風

【簡単なあらすじ】
チャイルドモデルとして幼い頃から芸能活動していた夕子。芸能人としてのブレイクを願う母と、一般人としての生活を望む父との断絶がある中、夕子は中学生の頃に大手事務所に所属して一気に国民的アイドルになる。そんな中、ある無名のダンサーに恋をして…。

【おすすめポイントを解説】
芸能界の苦悩がひしひしと伝わる点
芸能活動をする上で両親の意識のズレによりすれ違いが起きた点や、「夢を与える」職業ゆえに人並みの行動ができない苦悩などが書かれています。華やかな裏で実は息苦しい世界だということがひしひしと伝わってきます。

三人称で書かれた綿矢りさらしくない世界観
芥川賞受賞後にスランプに入ったと本人も認めていますが、その苦悩の跡が文体や作品世界に出ています。はっきりと失敗作だとする厳しい評価もありますが、この作品があったからこそその後の飛躍があったと捉えることもできるでしょう。文体では三人称を取り入れ、スケール感の大きな表現技法に挑戦しています。

綿矢りささんの小説を読んで、お気に入りの一冊を見つけよう!

いかがでしたか?ざっくりまとめると、綿矢りささん初期の作品は高校生が主人公で、若々しい感性が発揮された芸術性の高い作品。

・デビュー作を読むなら『インストール』
・芥川賞受賞作『蹴りたい背中』

綿矢りさらしさを確立したこじらせ系女子作品は『勝手にふるえてろ』以降

・代表作が『勝手にふるえてろ』
・独身女子あるある?『私をくいとめて』
・恋愛と友情の両立って…『かわいそうだね?』

さらに成長した姿を見せてくれるのが以下の作品。

・京都を舞台にした三姉妹の物語『手のひらの京』
・高校生の歪な恋愛感情『ひらいて』
・様々な女性の生き方を前向きに捉えた短編集『意識のリボン』
・女性同士の儚い恋愛『生のみ生のままで』

スランプに陥っていた時期の変わり種作品。

・芸能人が堕ちていく様を描いた『夢を与える』

となります。気になるものからぜひ手にとって読んでみてください!

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