3分で分かる『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』のあらすじ&読書感想文を書くコツまとめ

中学校の課題図書として選出された『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』。今回はこの本をもとに読書感想文を書こうとしている人向けに、あらすじをネタバレ込みでまとめたのち、感想文を書くコツを解説します。例文も載せるので、ぜひ参考にしてみてください。

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『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』(中学校の課題図書)の内容とは

書名 アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで
作者 ダイアナ・ハーモン・アシャー (著)

武富博子 (翻訳)

出版社 評論社
発売日 2022年9月7日
ページ数 376ページ

『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』は、シャイな中学生の女の子・シーラがミュージカルの舞台に立つまでを追った物語。家族や親友の助言や、演劇仲間との衝突、淡い恋などがありながら、シーラは成長していきます。

タイトルの「アップステージ」とは、舞台で主役を食うという意味があります。その名の通り、練習でヒロインの代役を務めることになった主人公には、舞台当日に思わぬできごとが待っていました。

※『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書こうと思っている中学生
・演劇やミュージカルが好きな人
・恥ずかしがり屋で表舞台に立つのが苦手な人

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3分で分かる『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』のあらすじ要約【※ネタバレあり※】

ハリブルック中学校の合唱部に所属するシーラは、人前では目立ちたくないシャイな女の子。先生や親友の強い勧めがあって、校内で開催されるミュージカル「ザ・ミュージック・マン」のオーディションを受けることとなった。

シーラは四人組の合唱団の一人を務めることになった。ちょび髭をつけたおじさんという役で抵抗があったが、先生から「君に音楽の素質がある」、ママから「あなたのことをとっても誇りに思う」と言われ、シーラは役を全うすることを決意した。

そして、さらにシーラには重要な役が与えられた。それはヒロイン・マリアン役のモニカが休んだ時の代役を務めることだった。しかしモニカはとても意地悪な性格で、明らかにシーラを下に見ている感じだが、シーラに絶対音感があると判明し、妬みの感情も持つようになった。

そんな中、シーラに恋心を寄せている者もいた。それは主人公のハロルド役を務めるポールだった。一方、シーラは大道具スタッフのドルーのことが好きなので、三角関係でも悩むこととなった。

さまざまなことが起こりながらも、練習を続け、迎えた当日。劇の途中でアクシデントが起こり、ヒロインのモニカとシーラが交代することとなった。シーラはマリアン役を見事に演じきった

歌が出てくる。自分の声が聞こえる。
(中略)
歌がわたしを落ち着かせてくれる。自分で形づくって動かせる、このすばらしいメロディーが。
(中略)
これが音楽とわたしの関係で、音楽がわたしをささえてくれる。
引用:『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』343,344ページより

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『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』の読書感想文ガイド【例文つき】

ここまであらすじを簡単にまとめましたが、いざ読書感想文を書こうとしても、なかなか筆が進まないという人もいるでしょう。読書感想文で大事なのは、ただあらすじをまとめるのではなく、その本を読んでどう感じたかを記すことです。

ここでは『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』の読書感想文を書くコツを解説します。例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げた経験を振り返る

舞台は一人の力では成し遂げることができません。それぞれの役があり、またキャスト以外にも道具などの裏方の仕事も必要になってきます。作中でもそれぞれの人物が役柄を理解し、必死に演じます。また劇をやっていく中で、しっかりと道具が作られていることに主人公のシーラが感謝する場面もあります。

このように、全員で力を合わせて何かをやったという経験は皆さんの中にもあるはずです。そのことを思い出し、作品世界と照らし合わせながら書き進めるとよいでしょう。

【例文】
私はこの本を読みながら、マーチングの発表会に出たことを思い出しました。作中に出てきたモニカほどではないですが、練習する時に意地悪なことを言ってくる友だちがいました。周りにもその雰囲気が伝わってピリピリしている時もありました。

それでも先生が間に入ってくれてしっかり話し合ってくれたので、練習に集中できるようになりました。当日の発表会直前に先生が「みんなはがんばってきたから大丈夫」と伝えてくれました。それは作中でフーバー先生がみんなにかけた言葉ととても似ていました。

フーバー先生は、一人残らずみんなできると声かけをしていました。一人一人がそれぞれがんばっていることを見てくれるというのは、生徒たちにとってとてもうれしいものだったでしょう。

劇が無事終わった後に、生徒たちがみな笑顔だったのがとても印象に残りました。また、モニカが実はシーラのことを認めていたというのにも感動しました。ライバルだけど、お互いに認めるという心が、人を成長させてくれるのだと思います。

役になりきることで勇気を得ることについて書く

シーラたちは自分たちが演じる役がどんな人物なのかを研究しています。そしてその役になりきることで、普段の自分では表現できないものを身につけていきます。

こういった役になりきることは、何も演劇の場だけでなく、いろんなところで役立つものです。自分が勇敢な戦士になったと思えば、勇気がわいてくるように。それでピンチを乗り越えたという経験がある人もいるのではないでしょうか。

【例文】
私が注目したのは、マリアンの代役を務めることになったシーラが、練習でマリアンになりきろうとする中で、マリアンの新たな一面を発見する場面です。マリアンは話しかけられたくないという一方で、話しかけられたいとも思っていました。それはマリアンの中に自分の殻を破るきっかけを見つけたいという気持ちが出てきていたのです。このことがきっかけで、シーラも自分の殻を破ろうと、より一生懸命練習に取り組むようになっていきました。

私はそこまで演劇の経験はありませんが、部活動で陸上をやっていて、似たような感覚を得たことがあります。長距離でもうダメそうとあきらめかけた時、テレビで見た陸上選手のインタビューを思い出したのです。先を目指そうとしすぎず、目の前の電信柱までをゴールと思って走っていくと、結果的にゴールへとたどり着くというものでした。私はその人になりきって走るようにして、無事に良いタイムを出して完走できました。

このように苦しくなったときは、自分じゃない誰かになりきって行動すると、苦境を乗り切ることができると思います。シーラが役になりきって自信を得ていったように、私も苦しい時ほど、そうやって対処するようにしたいです。

自分を表現することの大切さを主張する

主人公のシーラはシャイな性格でしたが、最後はヒロインの役も演じきり、お客さんから大喝采を浴びました。シーラがしっかりと表現することで、多くの人に感動を与えたのです。そのことに言及して、表現することの大事さを主張してみましょう。

【例文】
シャイな人にはいくつか共通点があると思います。この本を読んでいて思ったのは、シーラも含めて、シャイな人は人目を気にし過ぎているのではないかということです。実際にシーラはバーバーショップ・カルテットに選ばれた際、見た目などを気にしてしまいます。

しかし一方でそんな外見ではなく、中身をきっちり評価してくれる人もいます。先生は音楽の素質があると言っていて、実際にあとでシーラには絶対音感があることも判明します。また、シーラの家族もシーラが役に選ばれたことを誇りに思っています。

大事なのは、表面的なものではなく、しっかりと内部をみて、評価してくれている人がいると思えることでしょう。人目を悪い方に気にしすぎると萎縮(いしゅく)してしまいそうですが、良い方に気にすればシーラのように人に感動を与えられるような存在にまでなれるのです。

そういったことを考えて、自分が好きなことや得意なことは素直に表現していくことが大事だと思います。

参考にしたい『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』の感想や評価・レビューまとめ

ここからはTwitterや『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』のレビューサイトに寄せられた読者の感想を紹介しましょう。いくつかは読書感想文を書く際の参考にもなるかもしれません。

意地悪な女の子がいて、引っ込み思案な主人公には才能があって、昔の少女漫画を読んでいるようで楽しめた。
引用:読書メーター

前に出るのは恥ずかしいけど、舞台に出てみたいと思っている人はきっといるはず。 この物語では、シーラが舞台に立つまでが描かれている。 自分には無理だと思っていることも、変えていけると勇気づけてくれる。
引用:読書メーター

「いろんなことがこわい。きみといっしょだ。でも、舞台の上ではちがう。〜もしかしたら、きみもそうなのかも。」信じてくれる人、分かってくれる人がいるって幸せ。
引用:読書メーター

シャイなのにミュージカルに出てみたい主人公と気持ちを理解しつつ背中を押してくれる親友ちゃん、サッカー部のイケメン君、美人なのに意地悪なライバル、目立たないけど優しさ抜群の男の子…少し前の少女マンガとか学園ドラマとかにありそうな設定で日本人ウケ抜群では???(笑)
引用:読書メーター

まとめ:『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』はシャイな女の子の成長物語だった

いかがでしたか?『アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで』の特徴を以下にまとめました。

・2023年の課題図書(中学校の部)
・シャイな女の子が自己成長していく物語
・ミュージカルの楽しさが伝わる本

以上です。楽しく読める小説なので、ぜひ手にとってみてください!

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