読書が好きならSNSをもっと有効利用してみましょう!今回は読書好きならぜひ知って欲しい、読書専門のSNSをご紹介。さらにTwitterやインスタグラムなどの広く普及しているSNSについては、読書好きでつながったり、書籍の情報を得たりするのにおすすめの使い方を解説します。
読書を好きな人がSNSを利用するメリットとは
読書を好きな人がSNSを利用することで得られるメリットは、大きく分けて二種類。
・書籍についての詳しい情報が手に入る
・ユーザー同士で交流できる
です。それぞれ詳しく解説します。
趣味嗜好が合うユーザーなどから、自分が知りたい本の情報を得られる
SNSでは各ユーザーが自分専用のページを持っています。読書専用のSNSでは本棚というサービスがあり、一目でどんな本を好んでいるか確認できます。さらに気になる書籍をクリックすれば、その人が読んだ感想やレビューを読めるのです。
また検索窓で気になる本を検索すれば、その書籍についての読者の評価を確かめられます。読むかどうか迷っている本を、購入する上での判断材料になりますね。
さらに本棚などを見て、自分と趣味嗜好が合う人が他に読んでいる書籍をチェックすることも可能です。好きなタイプが似ている読者がどんな本を読んでいるか知ることで、自分に合う好きな作家を新たに発見できるかもしれません。
読書好き同士で交流でき、新たな出会いやコミュニティーが生まれる
同じ趣味の人同士で繋がって話が盛り上がるのも、SNSの醍醐味。リアルな友達でなかなか本を読む人がいないという方には、SNSで共通の本好きに出会える大きなチャンスです。
ただし読書専用のSNSでは、直接ユーザー同士でやりとりしづらい仕様になっています。しかしコミュニティで発言したり、イベントに参加したりすることで、交流が生まれます。この辺りは各サービスを紹介する際に、詳しく紹介していきます。
逆に交流を目的にしたTwitterやインスタグラム などの有名SNSでは、個人間のやりとりがしやすいです。こちらは読書に特化したサービスではありませんが、ハッシュタグなどを有効活用することで同じ趣味のユーザーを見つけられます。こちらについても、各サービス紹介の際に、説明しますね。
読書好きにおすすめのSNS比較表
名前 | 知名度 | 専門性 | 繋がる度 |
読書メーター | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
ブクログ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | |
Tik Tok | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | |
mixi | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
note | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
今回紹介するSNSは全部で7つです。上から2つ(読書メーター、ブクログ)までが、読書専用のサービスとなっています。詳しい本の情報を得るのに便利です。
読書管理アプリは他にもありますが、近日中にサービスを終了するものや、逆にまだ一般的にそこまで普及してないものばかりです。
【現時点ではおすすめしにくいアプリ】
・Readee→まだそこまで普及していない
・読書ログ→2022年夏でサービス終了
・Stand→2022年夏でサービス終了
とりあえず、読書メーターとブクログさえ抑えていればよいでしょう。
それ以降の5つのサービスは、一般的に有名なSNSです。すでに使っている人も多いでしょう。こちらは読書好きの人がこれらのSNSを有効利用するための、おすすめの使い方について説明していきます。
読書好きで有名なユーザーをフォローすれば専門的な本の情報を得られるので、おすすめのユーザーアカウントを紹介します。また読書好き同士で繋がるための使い方についても、各章で詳しく説明していきます。
おすすめの読書SNS①読書メーター
知名度 | ★★★☆☆ |
登録人数 | 100万人以上(詳しくは不明) |
運営会社 | 株式会社ブックウォーカー |
専門性 | ★★★★★ |
繋がる度 | ★★☆☆☆ |
一言ポイント | 読書管理に優れたサービス |
読書の記録管理ができる、日本最大級の読書専門のコミュニティサイト
#ブックマちゃん のYouTubeチャンネルで #読書メーター とのコラボ動画が公開されました!
読書メーター OF THE YEAR 2021で1位となった、丸山正樹さんの『#ワンダフル・ライフ』を読書メーターのレビューとともに深掘りしてます!
▼詳しくはこちらhttps://t.co/JgqmH2eHO8
— 読書メーター (@bookmeter) January 15, 2022
読書メーターは2008年に開設され、現在は日本で最も知られている読書専門のコミュニティサイトになりました。
自分の読書管理のために、毎日どれくらい読書したかを数値で記録できます。散歩好きな人が、万歩計の数値を毎日メモするというやり方に似ています。読書を習慣づけるために便利なサービスですね。
各ユーザーのプロフィールページに表示される読書グラフでは、その人の読書記録が確認できる他、どんな本を読んでいるか一覧で表示されます。また本のタイトルをクリックすると、その書籍の評価が閲覧できます。ネタバレを含む情報は薄く表示されるので、先に内容を知ってしまうというリスクはありません。
【活用方法】コミュニティではなく、イベントに参加しよう!
7月2日(土)に朋来堂で【HUNTER×HUNTERを語る会】を開催します📚#冨樫義博『HUNTER×HUNTER』(集英社)を好きな人たちが集まって、ネタバレありで語り合う会です❗️
ご興味のある方は、読書メーターのイベント欄からご参加ください🌟#読書会 #漫画#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/KyzxHuDajt
— 文学サロン 朋来堂 (@horaido_j_book) May 16, 2022
読書メーターでは「つながる」という項目があり、そこからユーザー同士の交流を楽しむことができます。コミュニティではトピックが作成され、気になるスレッドで会話を楽しめますが、残念ながらそこまで盛り上がっていません。
積極的に繋がりたい人におすすめなのは、イベントのページ。こちらは主に読書会の情報が、定期的に更新されています。オンラインでの読書会ならば、場所関係なく気軽に参加できるので、まずはそちらから参加してみてはどうでしょうか?
ユーザー同士でダイレクトに連絡をする手段はありませんが、プロフィールにTwitterのURLを掲載している人がいれば、そちらからフォロー申請してDMするという方法はあります。まずはプロフィール欄の「お気に入りに追加する」から始めてみるとよいでしょう。
おすすめの読書SNS②ブクログ
知名度 | ★★☆☆☆ |
登録人数 | 100万人以上(詳しくは不明) |
運営会社 | 株式会社ブクログ |
専門性 | ★★★★★ |
繋がる度 | ★★☆☆☆ |
一言ポイント | 一目で分かる本棚が魅力 |
一覧で表示される本棚がブクログ最大の特色
上記画像のような本棚を各ユーザーで表示できるのが、ブクログ最大の魅力。友達の家の本棚をついつい覗いてしまう感覚って、本好きの間ではあるあるですよね。ブクログでは読書好きのユーザーの本棚がどうなっているか、一目でチェックできます。
各書籍をクリックすれば、その人がその本をどう評価しているかやレビュー内容を確認できます。自分と似たような書籍を並べている人がいれば、関連する書籍で気にいるのが見つかるかもしれません。
本屋さんや図書館ではその時人気の本でない限りは平積みされないので、なかなか表紙の装丁をチェックできないですよね。その点、ブクログでは本棚で一覧のようにして、表紙を見られるので、自分が気になる装丁の本をチェックすることが可能です。
【活用方法】ブックリストから気になる本やユーザーを見つけよう
ブクログでぜひ活用してほしいのが、「ブックリスト」機能。自分が気になる本をテーマに沿って三冊選び、公開する仕組みです。自由なテーマを設定して、そこから三冊どんな本を紹介しようかと思っていろいろ考えるのが、まず楽しいんです。
#ブクログ のブックリストで公開した本をどなたかに本棚に入れていただけるの嬉しいな…。偏ったジャンルだけどな(笑)
改めてブックリスト機能つけてくださったブクログ様ありがとうございます。#読書垢— きゆ🦤 (@okkkiy_555) June 8, 2021
さらに、そのブックリストを見たユーザーが気になる本を自分の本棚に追加する機能があります。自分の選んだリストに反応してもらったら、上記のツイート投稿者のようになんだか嬉しくなりますよね。
また気になるユーザーがいたら、フォローするのもいいでしょう。プロフィール欄でTwitterと連携している場合は、そこからさらにTwitterでもフォローして直接のやり取りも可能になります。
コメント