読書が好きな人ならぜひTwitterを活用して、読書ライフをさらに充実させましょう!今回はTwitterで読書管理をする方法や、フォロワーを増やして読書好き同士で繋がるコツをご紹介します。最後には、いますぐフォローすべきおすすめの読書アカウントも紹介しています。
読書好きがTwitterを活用するメリット4つ
読書を好きな人がTwitterを利用すると得られる、4つのメリットをご紹介します。
自分用のメモとして残せる
Twitterでは自分がどんな本を読んで、どんな感想を抱いたのかを、簡単なメモと共に残せます。本を読み終わってから間もないうちは内容や感想を覚えていますが、日にちが経ってくるとだんだんと忘れてきますね。
短い文のメモと一緒に残せるので、気合を入れずに簡単な感想と共に投稿できるというメリットがあります。12月には一年間を振り返って、今年どんな本を読んで、どんな感想を抱いたのか思い出して「今年のマイベスト10」をまとめてみるのもよいですね。
作者や出版社から「いいね!」やリツイートをもらえる
Twitterでは、作者や出版社が自分の名前や作品名で検索するエゴサをよくやっています。特に新刊をリリースしたばかりの時期は、作品の評価が気になるのでよく検索されがちです。良いレビュー内容が上がっていたら出版社側にも宣伝の効果があるので、リツイートされることがあります。
作者や出版社から「いいね!」がきたら、感想を投稿した人たちからするとみてくれたんだと思って嬉しくなりますよね。しかもリツイートまでされたら、自分の投稿に価値があったのだと認めてもらっているようで誇らしい気持ちになります。
みんなと感想を共有できる
本を読んだ感想をみんなで共有できるのも魅力です。「#黒牢城」のようにハッシュタグに小説のタイトルをつけて投稿すれば、検索で同じ小説を読んだ人たちの評価や感想を閲覧できます。
自分はあまり面白く読めなかった作品でも、他の読者の投稿を見ていて「そんな読み方あったのかー」や「その仕掛けは気づけなかった!」など新たな魅力を知るきっかけになります。
新刊やサイン会などの情報が手に入る
Twitterではリアルタイムなイベント情報を手に入れやすいです。本屋さんでのサイン会情報や、好きな作家が登場する講演会や雑誌・テレビの出演情報、インタビュー情報などがすぐに入ってきます。
宇佐見りんさんのインタビューを公開しました。
「くるまの娘」についてお聞きしています。外からはうかがうことのできない、家族のありようを見つめた作品。デビュー作「かか」を再読したくなるのと同時に、作家としての進化に驚愕します…! https://t.co/99ZfIiyTbx— 太田有紀(神奈川新聞記者) (@oyuki_kanagawa) May 30, 2022
コロナ禍をきっかけにオンラインのイベントが増えてきたので、地域に関係なく参加できます。イベントに参加したら、積極的にレポートをあげてみるとよいでしょう。もし参加できなくても他の参加者たちがレポートを上げていれば、その様子を知ることができますね。
読書好きのためのTwitter活用術
ここからは読書好きな方がさらに充実した読書ライフを送る上で有効な、Twitterのおすすめ活用術を紹介します。
専用アカウントの読書垢は作るべき?
Twitterでは「〜〜@読書垢」といった、自分のプライベートアカウントと別に専用のアカウントを作っている方が多くいます。わざわざ別にアカウントを作った方がいいのでしょうか?
傷害事件で捕まったが、取り調べ中に爆弾の爆発を予言する中年男vs中年男に翻弄される警察が描かれた一冊📖 中年男が弁の立つ捉えどころのない男で正体不明感が不気味さを増大させます 骨太の男臭いミステリーが好きな人にオススメです😀 #読書 #読了
【爆弾/呉勝浩】https://t.co/CXlCkrUqwA pic.twitter.com/EPf3lSTCLS
— ミライ@読書垢 (@mirainobook) May 30, 2022
結論からいうと、「読書垢は別に作った方がいい」です。なぜかというと、プライベートな呟きと混じってしまうと、以下の点で良くないと言えるから。
・読書管理したものが埋もれていって見にくい
・他人から見るとプライベートな情報を覗き見しているみたいで、敬遠されやすい
・赤の他人から見られる機会が多いので、プライベートな情報を呟きにくくなる
ユーザーの中には、自分のことを知ってもらうためにプライベートな情報と本の情報を合わせて発信したいと考えている人もいるでしょう。しかしそんな人ほど、他人からはあまり注意深く投稿内容を見てもらえません。
それでもアピールしたい場合は、読書垢のプロフィール欄に「運営元:@〜〜」と書いて、プライベートアカウントへのリンクを辿ってもらうようにするとよいです。
ハッシュタグをつける時の落とし穴に注意
読書記録をつける際は、ハッシュタグを活用しましょう。作家名や作品名の冒頭にハッシュタグを付けて投稿するのです。ただしその際、いくつか注意点があります。例えば、こちら。
今年の本屋大賞受賞作「同志少女よ、敵を撃て」は、ロシアの女性狙撃兵が主人公の話。
世界が不穏な今の時期にこそ、読むべき小説。#同志少女よ、敵を撃て— さとなり (@satonari_cul) May 31, 2022
2022年本屋大賞を受賞した「同志少女よ、敵を撃て」についての感想を投稿したものです。見て分かる通り、「#」の後が「同志少女よ」と「、」の前で途切れてしまっていますね。
「同志少女よ、敵を撃て」読了。
母親の復讐に燃える、女性狙撃手・セラフィマの成長に感動!
ラストには、本当の敵の存在が見えてくる…。#同志少女よ敵を撃て— さとなり (@satonari_cul) May 31, 2022
このように「、」はあえて消して投稿するとよいです。また、作品名や作者名の漢字は間違えないように。一文字でも違うと検索で表示されなくなるので、注意しましょう。
本の中身を撮影して画像アップするのは著作権違反
小説内で気に入ったフレーズがあったり、挿絵が可愛いと感じたりした際に、たまに本の中身を撮影して投稿している人を見かけます。共有したい気持ちは分かりますが、これは本当は著作権NGにあたります。画像をアップするのは避けましょう。
厳密にいうと、表紙の装丁にも著作権があります。ただこちらは本屋さんのアカウントなどでも表紙を写したものが度々アップされていますし、出版社や作家もリツイートしているので暗黙の了解とされていそうです。
出版社や作家の公式アカウントをフォローして、情報を漏らさずチェック!
出版社や作家本人が運営しているアカウントでは、新刊情報の他、インタビューやメディア出演情報などを逐一載せています。小説だけでは分からない作家の魅力が伝わってくるので、フォローしてチェックしておきましょう。
発売中『月刊文藝春秋』6月号内【風の詩】に、コラム「欲望の輪郭」を寄稿しています。
— 朝井リョウ (@asai__ryo) May 12, 2022
5月15日(日)、NHKラジオ第1「マイあさ!」内のコーナー【サンデーエッセー】に出演予定です。https://t.co/cy0rfBhdWH
— 朝井リョウ (@asai__ryo) May 12, 2022
本記事の後半でフォローしておくべきアカウントを紹介するので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
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