3分で分かる『うまれてくるよ海のなか』のあらすじ&読書感想文を書くコツまとめ

課題図書『うまれてくるよ海のなか』を読んで読書感想文を書こうとしているけど、どこから書いていいか分からない…今回はそんなお子さんを持つ親御さんに向けて、感想文の書き方をガイド。あらすじをまとめた後に、例文つきで感想文を書くコツを紹介します。

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『うまれてくるよ海のなか』(小学校低学年の課題図書)の内容とは

書名 うまれてくるよ海のなか
作者 高久至 (著)、 かんちくたかこ (著)
出版社 アリス館
発売日 2022年6月24日
ページ数 31ページ

『うまれてくるよ海のなか』は、いろんな海の生きものたちが卵を守って育てる様子を載せた本です。敵から食べられてしまわないように、口の中で卵を育てる魚や卵を隠す魚など、海の生きものたちのおもしろい生態を知ることができます。

美しい写真と簡単な文で構成されていて、知らない世界を楽しみながら知れる一冊。がんばって卵を守る生きものたちを見て、思わず応援したくなります。小学校低学年の課題図書に選出されており、読書感想文を書くのにもおすすめの本です。

※『うまれてくるよ海のなか』は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書こうと思っている小学生
・海の生きものの生態を知りたい人
・命の尊さを学びたい子・学ばせたい大人

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3分で分かる『うまれてくるよ海のなか』のあらすじ要約【※ネタバレあり※】

海の生きものたちは、それぞれのやり方で卵を守っている。

ほとんどの海の魚は、おとうさんが卵のせわをする。
引用:『うまれてくるよ海のなか』8ページより

生きものたちは卵を隠している。敵から見つからないように。岩の下や草の中。中にはお父さんが口の中に入れて隠すなんてことも…。

タツノオトシゴはお父さんのおなかの中。エビやカニはおかあさんがかたい殻のあいだで卵を守っている。

卵を守ることをしない生きものもいる。コブダイはその分、小さな卵をたくさん生む。赤ちゃんがたくさん生まれるから、その中には大人になれる赤ちゃんもいるはずだ。

無事に生まれるため。無事に育つため。海の生きものたちはいっしょうけんめいだ。今日も生まれた、生まれた、育てよ、海の子たち。がんばれー!

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『うまれてくるよ海のなか』の読書感想文ガイド【例文つき】

『うまれてくるよ海のなか』は小学校低学年の課題図書に選ばれています。この本を使って読書感想文を書こうと思いつつ、どこから書いたらいいか迷っている人も多いかもしれません。

そこでここからは、そんなお子さんを持つ親御さんに向けて、お子さんへどうアドバイスしたらいいかを解説します。読書感想文を書くコツは、あらすじをまとめるだけでなく、本を読んでどう感じたかを書くこと。例文つきで紹介しますね。

一匹の生きものに注目して、感じたことを自由に書く

いざ読書感想文を書こうとして、全体的なことをまとめようとすると、「海の生きものはたまごをまもるために、いっしょうけんめいにかくしている」の一言で終わってしまいそうになりますね。それだと原稿用紙が埋まる気がしないので、より具体的に書くことが重要です。

『うまれてくるよ海のなか』は写真付きで見やすいので、それぞれの生きものの写真と文を見ながら、感じたことを自由に書きましょう。例文を紹介した方がイメージがわくと思うので、いくつか示します。

【例文】
どの生きものもそれぞれの卵の生み方があっておもしろいなと思いましたが、わたしが特に気になったのは、シワカイナゴの卵の生み方でした。「卵がどこかわかるかな?」と書かれていたので探してみましたが、すぐに見つけることができませんでした。

よくみると、かいそうのくきに丸いぶつぶつがあって、ここだと気づきました。おとうさんがよく似たかいそうを見つけると知って、かくすのがうまいなと感心しました。大事ないのちをまもるために、いっしょうけんめい知恵を使っているのですね。

【例文】
みんなかわった卵の守り方をするなと感心していたのですが、その中でもびっくりしたのがホシカゲアゴアマダイ。口の中にたくさん卵を入れて、そのまま飲みこんでしまわないのかハラハラしました。

口の中に入れると、自分の子どもたちをきちんと守らないとという気もちがより強くなりそうです。そう考えると、人間のお母さんもおなかの中で一生けんめい子どもを守っているので、よりあいじょうがめばえるんだろうなと思いました。

【例文】
タコのママの話はとてもせつなくて、なみだが出そうになりました。卵をうんだあとにそのまま死んでしまうなんて。子どもはお母さんのことを知らずに、そだっていくしかないのです。

子どもからすると、自分のいのちをつかってまで新しいいのちをつくってくれたママには「ありがとう」の気もちが強くなるでしょう。ママの分までしっかり生きようと思う気もちがあれば、毎日毎日をより大切に生きられると思います。

上記のように、いくつかの生きものたちをピックアップして、その生きものについて思ったことをそのまま書くのが大事です。ママパパたちは子どもに、この生きものについてどう思うか聞いてみて、話したことを箇条書きでまとめておくと、後から読書感想文を書くのに役立ちますよ。

身の回りに関心を持つことの大事さを書く

海の中というのは、普通に生活していたらなかなか確認することができないですね。見る機会が少ないものには興味を抱きにくいので、このような本は知らないものを知れるという意味でとても貴重です。

せっかく海の中に興味を持ったなら、お近くの水族館などに実際行ってみるとよいでしょう。ただし水族館に行った報告だけをすると、日記みたいな感じになるので、ポイントとしては本に登場した魚を観察することです。産卵シーンは拝めないにしても、普段の生態や魚の形状などで気づけることもあるでしょう。

また知らないことに興味を持つ喜び自体について言及するのもよいです。魚じゃないにしても、例えば植物図鑑を見たり植物園に行ったりして、植物に興味を持つようになったことなど。知らないことを知るとどういうメリットがあるか、どういう楽しさがあるかなどについて読書感想文で記せるといいですね。

参考にしたい『うまれてくるよ海のなか』の感想や評価・レビューまとめ

『うまれてくるよ海のなか』のレビューサイトには、読者の感想があがっています。大人の読者が書いたレビューが中心ですが、中には読書感想文を書く上で参考になるものもありますよ。

美しい海の中の子育ての写真たち。海の中ではおかあさんが卵をうみ、おとうさんが卵の世話をするいきものが多い。おとうさんが大切にしている、たくさんのいのちの詰まったたまごたち。
引用:『うまれてくるよ 海のなか』|感想・レビュー – 読書メーター

海の中で生まれてくる卵に焦点を当てた写真絵本。海の魚はお父さんが卵を守り育てることが多いのを初めて知りました。写真なので「どれが卵かな?」と探しながら見るのも楽しかったです。
引用:『うまれてくるよ 海のなか』|感想・レビュー – 読書メーター

お母さんが卵を産み、お父さんが卵を守る魚がこんなにいるとは‼︎ 協力して生命を繋いでいる魚たちの生態を美しい写真と共に知ることができた。
引用:読書メーター

写真なんだけど、動画を見ているような躍動感を感じる。書き加えられた泡や魚のイラスト、写真に重ねられた文字が、邪魔にならず良い効果になっている。言葉のリズムもいい。個別でなら、読み聞かせも楽しそう。この本をきっかけに海の中や陸の生き物に興味をもち、じっくり、のんびり、観察してほしい。
引用:読書メーター

途方もないほど広大な海の中で番の生き物たちが各々知恵を絞って命を後世に繋ぐ。 何百の命が無事に孵って海に出られるまでの間、親が命を懸けて様々な外的要因から守っても、彼らの中で大人になれるのは1割以下…。 幼子が動物の命のサイクルを知る本として、可愛いとかすごいだけじゃなくて自然界のシビアな面も教えてくれる良書。 海の中で紡がれる生き物の命のドキュメンタリー番組を丸々1本観た後の様な感動を覚えました
引用:読書メーター

『うまれてくるよ海のなか』の写真家・高久至さんの本を要チェック!5選

『うまれてくるよ海のなか』は、きれいな写真が特徴的。著者の一人である高久至さんは水中写真家として知られ、これまでにも多くの本を手がけています。子どもでも読みやすい写真絵本のような形式の作品が多いので、ぜひ今回の作品が気に入ったら他の作品もチェックしてみましょう!

①かくれているよ海のなか

書名 かくれているよ海のなか
作者 高久至 (著)、 かんちくたかこ (著)
出版社 アリス館
発売日 2020年6月25日
ページ数 35ページ

今回紹介している『うまれてくるよ海のなか』と同シリーズの作品。海の中に隠れている生きものたちの写真がどれもおもしろく、子どもと一緒にどこにいるか探しながら読むと楽しい読書体験ができるでしょう。

海藻等に形・色や模様を模して、透き通って、棘や毒を持つ生物に紛れて、何かの陰に隠れて、海の生き物は身を守っているよ…表紙はイシガキカエルウオ。可愛いー!
(中略)
本当に皆隠れるのが上手過ぎてじっくり見ないと見付からない子が多いので、読んであげるなら一対一の方が良いだろう。
引用:読書メーター

国語教科書うみのかくれんぼの音読を頑張っているので、こちらに興味をもってもらえるかも!と手に取りました。が、うまく隠れ過ぎていて、見つけるのが大変!たこさんはすぐにわかったそうで、どうしてわかったの?と聞くと、教科書にこう書かれてたのよと身振り手振り交えて教えてくれました。
引用:読書メーター

②アザハタ王と海底城

書名 アザハタ王と海底城
作者 高久至 (著)、 かんちくたかこ (著)
出版社 アリス館
発売日 2018年6月4日
ページ数 35ページ

アザハタを王様、縄張りを王国として、海の中での暮らしを描いた写真絵本。ギャグっぽい口調の王様の語りがおかしく、いろんな生きものの生態や自然の厳しさを物語形式で楽しく学べる一冊です。

生き物好きの4歳だった娘のために、図書館で借りて読み聞かせたところ、気に入ったようで、買いました。
アザハタが王様として君臨する住処を中心に海の中での暮らしぶりを紹介してくれます。
鮮やかな写真で、自然の厳しさや面白さを教えてくれます。海の綺麗だったり変わってたりする生き物たちも登場し楽しい絵本です。
生き物好きな娘を特に海の生き物好きにした一冊です。
引用:Amazon

大人も子供も面白・可笑しく楽しめる写真絵本だった。海中の弱肉強食も話で出て来て勉強になるしカラフルな生物が素晴らしい写真で掲載されてた。最後は必見だった!!びっくりした!絶対買うべきですね!子供たちにプレゼントしたい!
引用:Amazon

③海のぷかぷか ただよう海の生きもの城

書名 海のぷかぷか ただよう海の生きもの
作者 寒竹 孝子 (文)、高久 至 (写真)
出版社 アリス館
発売日 2017年5月17日
ページ数 32ページ

ぷかぷか、ふわふわと海を漂う生きものたち。小さな魚、エビ・カニ、イカ・タコなどのこどもなど。普段はあまり目にしない生きものたちが、ぷかぷかと漂っている不思議な写真に魅せられ、癒されます。

新聞に載っていた写真をずっと飾っていた母に送りました。
とってもかわいい海のいきものの写真がいっぱいで、見ているだけで癒されます。
母も喜んでくれました。
引用:Amazon

こんな可愛いのがプカプカしているんだ〜♡ って、ダイバーでも見たことがないプカプカたちがいっぱい! 今年の夏は、海の中を覗いて見ようかなぁ〜って、子どもから大人まで楽しめる一冊。
引用:Amazon

④おかえり、ウミガメ

書名 おかえり、ウミガメ
作者 高久 至
出版社 アリス館
発売日 2021年4月15日
ページ数 32ページ

必死に陸へあがり、産卵するお母さんのウミガメ。卵から産まれた子ガメたちは、すぐに海を目指します。そして、また海で過ごしてこの浜へ戻ってくるのです。そんなカメたちが一生懸命に育つ様子を写真と解説つきで教えてくれます。

素敵な迫力満点の写真と読みやすくわかりやすい文章で子どもはもちろん大人が自分のために買って読むのにもふさわしい本です。
ウミガメがどのような苦難を乗り越え卵を産み、孵った子ガメたちがいろんな危険に直面しながら海に帰っていく様子、そして100個ほども産み落とされた卵のうち無事に大人になれるものが1匹にも満たない確率だということ。厳しい自然の掟を知らされウミガメが生まれ、育つ環境を守ることの大切さを考えさせられます。
得ることの多い良書だと思います。
引用:Amazon

「ダーウィンが来た」を観たような読後感。どれだけの時間を割いてきたのだろうと感じずにはいられない。各ページの写真と文章に、著者の愛情と力強さを感じる素敵な本でした。とりまく環境をいろいろ考えさせられ、海っていいなぁとも感じる。我々大人は知ったかぶりせずに謙虚に読んで海へ想いを馳せたいし、各小学校には一冊あってほしいなと思う。
引用:Amazon

⑤すいめん

書名 すいめん
作者 高久 至
出版社 アリス館
発売日 2021年7月16日
ページ数 32ページ

空と海との境界線である水面を、海の中から覗くようにして写した写真絵本。幻想的な感覚を味わえ、水面近くを泳ぐ生きものたち(アカウミガメの赤ちゃん、水面を飛び跳ねるトビウオ、アオサンゴの群落、クジラの親子など)の写真もどれも美しいです。

写真中心の本は、正直一度読み終わると書棚に入りっぱなしになることが多いのに、この「すいめん」の世界に戻りたくなるのか、写真と写真の色がいいのかまた最初から読み返したくなり、見返すごとに味が出てくる感覚もあります。
引用:Amazon

絵本となっているし、子どもにわかりやすい文章で振り仮名もありますが、写真も書かれている内容も、決して子どもだけをターゲットにしたものではなく、というより大人こそが気づく視点が盛り込まれていました。
引用:Amazon

まとめ:『うまれてくるよ海のなか』は海の生きものが卵を守る姿を学べる本だった

いかがでしたか?『うまれてくるよ海のなか』の特徴を以下にまとめました。

・2023年の課題図書(小学校低学年の部)
・いろんな海の生きものたちが卵を守る姿を知れる
・知らないものを知る喜びが感じられる

以上です。写真つきで見やすいので、時折ページをめくって楽しむのもいいですね。ぜひチェックしてみてください。

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