3分で分かる『天使の耳』のあらすじ&ネタバレ解説・感想まとめ【ドラマ原作】

2023年3月にドラマ化も決定した、東野圭吾さんの小説『天使の耳(「交通警察の夜」を改題)』。今回はこの小説のあらすじと感想をまとめる他、一部ネタバレ込みで作品の内容を解説していきます。NHKドラマが気になった人は、ぜひ本小説も読んでみてください!

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東野圭吾の小説『天使の耳』とは

書名 天使の耳
作者 東野圭吾
出版社 講談社
発売日 1995年7月6日
ページ数 284ページ

『天使の耳』は、実際に起こりそうな交通事故や交通違反を題材に描かれたミステリー小説。目が不自由な女性が、驚くべき内容の事故の証言をする表題作「天使の耳」など六編の短編が収められています。

2023年3月20日にはNHKのBS4Kでドラマ「天使の耳」が放送されます。主演は小芝風花さんと安田顕さんの二人で、警察官としてタッグを組む、いわゆるバディものとして描かれるようです。原作が好きだった人は、ぜひドラマもチェックしてみてください。

※『天使の耳』は以下に当てはまる人におすすめ!
・東野圭吾さんのミステリーが好きな人
・交通事故や交通違反に関心がある人
・NHKドラマが気になる・好きだった人

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3分で分かる『天使の耳』のあらすじ【※ネタバレなし※】

『天使の耳』は六編の短編からなる小説です。各短編のあらすじを簡単に紹介します。

天使の耳

深夜の交差点で発生した衝突事故。運転手は死亡したが、その妹が同乗していて無事だった。警察は彼女に事情聴取しようとしたが、彼女は目が不自由だったため、調査は難航すると思われた。しかし彼女はある驚くべき方法で、兄の無実を訴えてきて…。

分離帯

トラックが分離帯に突っ込んで横転した。急ブレーキをかけてハンドルを右に切ったようだが、なぜそうなったのか。トラックの後ろを走っていた者に事情を聞くと、事故の直後に路上駐車していた車が走り去って行ったというが…。

危険な若葉

若葉マークをつけた車が、前方をちんたら走っている。イラついた男が煽ると、初心者の女性ドライバーは事故を起こしてしまった。男は女が生きているのを確認すると、その場を逃げ出す。それは男にとって思わぬ悲劇の始まりだった…。

通りゃんせ

ある男から「あなたの車を傷つけてしまった。修理したい」という連絡が来た。修理費用として少し多めの金額をせびったが、男は気前よく了承した。それどころか、スキーができる別荘に招待された。しかしそこにはある罠が仕掛けられていて…。

捨てないで

窓から捨てられた缶コーヒーの空き缶が原因で、後方を走っていた車の搭乗者が目を痛めて、失明してしまった。被害者の同乗者は、空き缶を捨てた犯人を自力で探す。その頃、犯人は人を殺す計画を企てていて…。

鏡の中で

乗用車とバイクの衝突事故が起きた。バイクはノーヘルだったこともあり、運転手が亡くなった。乗用車のドライバーは、かつてオリンピックにも出場し、現在は陸上競技の監督をしている人物だという。しかし事故を調査する内、ある事実が判明して…。

『天使の耳』のネタバレ解説&考察まとめ

『天使の耳』の魅力をさらに深掘りするために、多少のネタバレを含みつつ、考察した内容を記します。ただし、肝心な部分が分からないように一度作品を読んだ人しかチェックできないようにしているので、ご安心を。

タイトル「天使の耳」の意味とは?表題作の伏線についても解説

『天使の耳』は『交通警察の夜』を改題したものです。一番最初に収録されている短編が表題作の「天使の耳」。目が不自由な女性の、聴覚が事故の真相を暴く大きなキーになります。

ネタバレしていいからタイトルの意味をさらに詳しく知りたい方はこちらをクリック!

「天使の耳」では、事故のタイミングでどちらの車が信号を無視したのかが争点となりました。同乗していた女性は、カーラジオから流れる松任谷由実の音楽を覚えており、それがきっかけで事故の正当性を証明できたのです。

実は「天使の耳」では冒頭の描写で、ラジオの時報や松任谷由実の曲が登場しており、これが伏線となっていました。東野圭吾さんらしい、さりげない伏線の張り方でうまいなと思わされましたね。

実際にありそうな事故から起きるまさかのミステリー

『天使の耳』は実際に起こりそうな交通事故や交通違反をもとに、物語が進行します。例えば短編「捨てないで」に出てくる投げ捨てた空き缶は、まさかという形で自分に舞い戻ってきます。

どの短編も予測できない展開に引き込まれます。東野圭吾がこの作品を書いたのは、まだ作家デビューして5年ほどしか経ってない頃ですが、当時から物語の構築の仕方は際立っていますね。

いずれも交通違反や事故の原因を起こした人物には、天誅とでも言うべき、厳しい運命が待っているというのも、一つのポイントです。交通ルールを破るといけないと伝えるための、一つの啓発のような意味合いも持っています。

ドラレコが無かった時代の事故調査の仕方がおもしろい

『天使の耳』では交通事故の詳細が分からずに警察が捜査する内容が書かれていますが、今だとドラレコ(ドライブレコーダー)で一発で分かりそうなものもいくつかあります。しかし、この本が発行されたのは1991年。まだドラレコが普及していなかった頃ですね。

この小説に限らず、時代の移り変わりにより書きにくくなったものも存在します。例えば恋愛小説でも、携帯電話が無かった時代は待ち合わせ場所ですれ違いという状況を書きやすかったのに、今だと位置情報を共有しているカップルもいるので、なかなかそういった場面を書きづらくなりました。

今回は交通事故を題材にしていますが、さらに未来ともなると自動運転が普及し、交通事故自体が珍しくなるかもしれません。そう考えると、科学技術の進歩は文学的な側面で見ると味気ないところがありそうです。

ただ、逆に新たに生まれるミステリーも出てくるのでしょう。いずれにせよ、時代の移り変わりを知れる作品として、本作『天使の耳』は楽しめるのではないでしょうか。

ドラマと原作の違いは?キャストは?

この記事を書いている段階では放送前なので、明確な違いは分かりません。ただキャストやあらすじが発表されたところをみると、一つ大きな違いをあげるとすれば、作品内におけるつながりでしょう。

原作はつながりが薄い連作短編集となっていますが、ドラマは一つのつながりを持った作品となっています。NHKが発表したあらすじによると、「通りゃんせ」と「鏡の中で」だけ物語上で確認できませんでしたが、他4編の物語は作品として組み込まれているようです。

また主演は小芝風花さんと安田顕さんの二人で、若手女性警察官の陣内瞬とベテラン警察官の金沢行彦が組むバディものになるとのこと。天使の耳を持つ、御厨奈穂役は飯沼愛さんが演じます。

また、檀れいさんが演じる、交通課課長の斎藤多華子は、原作だとあまりイメージできないキャラクターで、ドラマでどういう立ち回りをするのか、注目したいところです。ドラマは3月20日にNHK BS4Kで放送されます。

3/20放送のドラマの詳細を見てみる

『天使の耳』を読んでみた感想

『天使の耳』を筆者が読んだ感想、及び読者がSNSやレビューサイトに投稿した内容をまとめました。

【筆者の感想】「天使の耳」が活きる作品をまた読んでみたい

「天使の耳」は目が不自由である代わりに、研ぎ澄まされた聴覚を持つ少女が事故の真相を暴くというストーリーでした。音楽や時報という音がキーになっていて、おもしろい着眼点だと思いました。

聴覚が良いことを利用してトリックを解明するという物語は、他にも作れそうですね。少女をちょっとした探偵役のようにして、彼女にしか解けないミステリーができあがるのではないかと期待してしまいます。

また、この少女は兄を想う純粋な性格かと思いきや、物語のラストでは腹黒そうな一面を見せています。そういう意味では、探偵役よりも寧ろ犯人役の方が似合うかもしれません。どちらにしても、幅が広がりそうなキャラクター造詣で魅力的だと感じました。

【みんなの感想や評価】被害者の復讐が怖かった

短編で読みやすかったです。その中にいろいろ盛り込まれていてさすがだなあと感心し、かつ人の心の奥底の怖さを知りました。
引用:Amazon

まとめ:『天使の耳』は交通事故を扱ったミステリーだった

いかがでしたか?『天使の耳』の特徴を以下にまとめました。

・交通事故を扱った連作短編ミステリー
・3/20にNHK BS 4Kでドラマ化
・被害者の執念がもたらすまさかの展開が読みどころ

以上です。まだチェックしていない方は、ぜひ読んでみてください!

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