3分で分かる「マスカレード・ゲーム」のあらすじ&ネタバレ考察・感想まとめ

東野圭吾作のマスカレードシリーズの最新作「マスカレード・ゲーム」をあなたはもう読みましたか?今回はこの小説のあらすじを紹介した後に、犯人発覚に至るまでの伏線や続編の可能性などを考察しました。筆者の感想や読者の評価レビュー、映画化した際のキャスト予想なども併せてまとめました。

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東野圭吾の小説「マスカレード・ゲーム」とは

書名 マスカレード・ゲーム
作者 東野圭吾
出版社 集英社
発売日 2022年4月20日
ページ数 376ページ

「マスカレード・ゲーム」は東野圭吾作の大人気「マスカレード」シリーズの第四弾。同シリーズはこれまで(2022年5月時点)に二度映画化され、木村拓哉さんや長澤まさみさんなどの好演も相まって、多くのファンを獲得しています。

今作も舞台はホテル・コルテシア東京。刑事の新田浩介がホテルクラークとして潜入し、ホテル業務をしっかりと遂行しながら事件解決へと至っていく、という流れは今まで通り。少し変わった宿泊者の変わったリクエストに「無理」とは言わずに、どう対応するかも見所の一つになっています。

前回まで相棒的存在だったホテルクラーク・山岸尚美は、第三弾の「マスカレード・ナイト」の終盤でアメリカ行きを告げられました。彼女の存在が好きだったのに、と少し落胆している読者もご安心を!詳しくはぜひ小説を読んでみてください。

※「マスカレード・ゲーム」は以下に当てはまる人におすすめ!
・マスカレードシリーズが大好きな人
・どんでん返しのミステリーを読みたい人
・ホテル業務の仕事に興味がある人

3分で分かる「マスカレード・ゲーム」のあらすじ【※ネタバレなし※】

殺害方法が似ている3つの殺人事件には、ある不思議な共通点が浮かび上がってきた。それは、事件の被害者がかつて人を死なせた者であること。そんな中、クリスマスイヴに事件の遺族がなぜか全員コルテシア東京に宿泊することが発覚した。

これまでに潜入捜査を行ってきた刑事の新田浩介が、再度ホテルクラークに扮してコルテシア東京に乗り込む。警察が第四の事件が起きると睨む中、続々と怪しげな宿泊客が現れてくる…。

さらに今回は事件解決のためなら方法を選ばない、女性警部・梓真尋もホテルの潜入捜査を行う。新田はホテル宿泊者に迷惑がかからないように梓を説得しようとするが…。さらに、新田浩介の元相棒とも呼ぶべきあの人も戻ってきて…。

ホテルで第四の犯行は起こってしまうのか?連続殺人事件の犯人は?新田浩介はホテル業務を務めながら、無事に事件を収束させられるのか?

「マスカレード・ゲーム」の主な登場人物まとめ

「マスカレード・ゲーム」に登場する主な登場人物たちをまとめました。

【警察関係者】
新田浩介:捜査一課係長。フロントクラークに配置される。
稲垣:管理官。
本宮:新田の先輩刑事。捜査一課係長。
梓真尋:捜査一課係長。コルテシア東京の「1406」に部屋を取り、潜入捜査を行う。
能勢:所轄からの叩き上げの刑事。警部補
尾崎:捜査一課課長補佐
富永:新田の部下。宿泊客の神谷良美を監視する。
関根:巡査部長。
西崎:新田の部下で1番の若手
岩瀬:新田の部下の女性刑事。

【事件関係者】
入江悠斗:連続殺害事件の被害者。17年前に暴行事件を起こす。
神谷文和:入江から暴行を受け、その後亡くなった。
神谷良美:文和の母。コルテシア東京に宿泊

高坂義広:連続殺害事件の被害者。20年ほど前に強盗殺人をする
森元敏恵:強盗殺人により、高坂から殺された。
森元雅司:敏恵の息子。コルテシア東京に宿泊

村山慎二:連続殺害事件の被害者。元恋人の少女にリベンジポルノを仕掛けた。
前島唯花:リベンジポルノ被害者。その後、自殺した。
前島隆明:唯花の父親。コルテシア東京に宿泊

【その他の宿泊者】
沢崎弓江:カップルで宿泊。ロイヤルスイートを希望していた
佐山涼:沢崎と宿泊。大麻取締法違反で逮捕歴あり
三輪葉月:デラックス・ダブルに宿泊。新田と大学時代の同期
小林三郎:夫婦でデラックス・ツインに宿泊

【ホテル・コルテシア東京の関係者】
久我:宿泊部長。元フロントオフィス・マネージャー
藤木:総支配人
中条:フロントオフィス・マネージャー
安岡:フロントクラーク
山岸尚美:コルテシア・ロサンゼルス勤務
川本:男性フロントクラーク
田中:制服を警察に貸している従業員

「マスカレード・ゲーム」のネタバレ解説&考察まとめ

ここからは「マスカレード・ゲーム」の魅力をより深掘りするための考察を行います。一部ネタバレとなるところは隠していますので、物語を一度読んだ方だけがチェックするようにしてください。

犯人逮捕に至るまでの伏線を考察

連続する殺人事件の犯人が分かるまでに仕掛けられた伏線はどこにあったのか?振り返りましょう。

ネタバレしていいから犯人や伏線について詳しく知りたい方はこちらをクリック!

連続殺人事件の犯人は沢崎弓江に扮した長谷部奈央でした。長谷部奈央は物語途中で明かされる、連続殺人事件のきっかけとなった事件に関連している人物です。遺族同士で繋がるオンライン上の集まり「ファントムの会」に集う人物たちの復讐を肩代わりするのが、殺害の動機でした。

ただし沢崎弓江が犯人だと分かる伏線はそう多くありません。どちらかというと、別の人物を犯人だと思わせるようなミスリードを誘うための「偽の伏線」が周到に配置されていました。

のぶ
のぶ

私はてっきり三輪葉月が犯人だと思ってました…。

 

そう、三輪葉月が犯人だと思わせるような伏線があったのです。具体的には「沢崎弓江の同伴者を詳しく調べていたこと」「ホテルで小林夫婦(本名は大畑夫婦)と密会していたこと」。しかし物語を読み進めると、三輪葉月が犯人ではないと発覚します。

のぶ
のぶ

沢崎弓江が犯人だと分かる伏線はあったのでしょうか?

直接的に犯人だと決められる伏線ではないですが、沢崎弓江の素顔が分からないという描写があり、その点で怪しい人物だとマークすることはできました。

女性のほうは(中略)なかなかの美人だが、ユーチューブで紹介されるような見事なメイクを施しているので、素顔は想像がつかない。
引用:「マスカレード・ゲーム」本文より

素顔が分からない、というのは小説タイトルの「マスカレード・ゲーム」や、「今こそ仮面を外す時ー。」という小説帯の文にも直結してきますね。

ホテルの規律を破って捜査を目論む梓警部と、新田の戦いが面白い!

梓警部は事件解決のためならどんな捜査でも強行しようとする性格の持ち主。かつて新田刑事がホテルに潜入捜査した際も、ホテル業務そっちのけでお客さんのことを考えずに捜査していた姿が思い出されます。

梓警部はまだ犯人だと特定できていない人物の部屋に盗聴器を仕掛け、新田はそのことに反発。お客様の信頼第一という点で、新田は立派なホテルマンになったようですね。

やがて山岸尚美がアメリカから帰国し、梓警部の捜査に振り回されていた新田と対峙するシーンが、今回のハイライト。新田が下した決断が、最後の思わぬ展開にもかかわってきます。その点は次章で書いていきましょう。

ラストの思わぬ展開!今回で最終回?続編の可能性を考察

小説の帯には「シリーズ総決算」の文字が書かれている、今作「マスカレード・ゲーム」。そのフレーズをそのまま信じるならば、今作がシリーズ最終作になってしまうのでしょうか。ラストの思わぬ展開から、続編の可能性について考察します。

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連続殺人事件の犯人である沢崎弓江が自殺しようとするところをなんとか食い止め、事件は収束します。しかし新田は梓警部の違法捜査を黙認した点、自身も宿泊客のプライバシー侵害にかかわったことなどの責任をとり、警察を辞職するのです。

新田は、最終的にコルテシア東京の警備部マネージャーとなります。警察から退いたため、今後は捜査にかかわりにくくなったのは事実。続編は期待しにくいかもしれません。

もし続編を期待するならば、今度は梓警部を主人公にした展開なら可能性があります。山岸尚美はアメリカに赴任中であるため、今回の事件をきっかけに梓警部と新田警備部マネージャーがタッグを組むという流れです。

女性警部が活躍するという話は、女性の活躍がめざましい現代に合った風潮だと言えます。さらにかつて警察内部にいた新田だからこそ、事件解決に向けて頼もしい行動ができるとも考えられます。映像化されたらキムタクの警備員としての活躍ぶりは、ドラマ「BG~身辺警護人~」での役どころを彷彿とさせそうです。

人気シリーズだけに今回だけで完結して欲しくはないですよね。一ファンとして、続編に期待したいところです。

「マスカレード・ゲーム」を読んでみた感想

「マスカレード・ゲーム」を読んだ筆者の感想や、読者のレビューなどをまとめました。

【筆者の感想】今回で終わらないでほしい!続編を熱く希望

マスカレードシリーズの映画が大好きなので、今回の新作も楽しみにしていました。これまではホテルの宿泊客からの無理難題をどう対応するかというところに面白さを感じていたのですが、今回はその点がやや少なかったので少し残念に思いました。

その代わり、強行捜査をする女性警部と新田が対立するシーンに緊張感があり、楽しく読めました。読者のレビューを見ていると、この女性警部に対して苦手だと思っているという意見が多くありましたが、個人的には自分の信念を貫こうとする姿勢は悪く思えませんでした。今後、この女性警部・梓が成長していく姿を続編で見られたらいいなと思います。

きっとこの作品もいずれは映画化されると思いますが、内容的にはこれまでに比べると地味な内容になりやすいかもしれません。第四の事件が起きそうな危機的状況がもっと描かれると、さらに緊張感が生まれ面白いのではないかと感じます。

【みんなの感想や評価】マスカレードシリーズが好きな人から絶賛の声

ラストはカッコ良すぎる展開が待っています!

続編は別のタッグが見れるのかも…。

ただの謎解きで終わらないところが、東野圭吾作品の醍醐味ですね。

映像化されているシリーズなので、木村拓哉さんをイメージにしながら読み進める感じになりますが、
それによってこの作品の重たいテーマを、読みやすくされていると思います。
引用:Amazon

ラストシーンをキムタクが演じているところを想像してみたら、もう震えそうです…!

「マスカレード・ゲーム」が実写化(ドラマ・映画化)されたら…

マスカレードシリーズはこれまで映画化されているので、「マスカレード・ゲーム」もいつか実写化されるでしょう。その際、誰がキャストに選ばれるか予想してみましょう。

今回から新たに登場した人物で登場シーンが多いのが、女性警部の梓です。新田と同年代と思われ、我が強い性格なので梓警部は吉田羊さん、吉瀬美智子さんあたりが適任かと思われます。

ついでにコルテシア東京の宿泊客のキャストも予想してみました。
神谷良美:とよた真帆
森元雅司:柄本佑
前島隆明:鈴木浩介
沢崎弓江:仲里依紗
佐山涼:野村周平
三輪葉月:木村佳乃
小林三郎:高嶋政伸

いかがでしょうか?映画化はまだまだ先だと思いますが、楽しみにして待ちたいですね。

まとめ:「マスカレード・ゲーム」はシリーズ総決算も続編を期待したい作品だった

いかがでしたか?「マスカレード・ゲーム」の特徴を以下にまとめました。

・人気の「マスカレードシリーズ」総決算
・犯人発覚に至る伏線というより、ミスリードへと誘う仕掛けが面白い
・続編を期待したい内容
・映画化が楽しみな小説

以上です。マスカレードシリーズが好きな方はぜひチェックしてみてください。

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