3分で分かる「俺ではない炎上」のあらすじ&ネタバレ考察・感想まとめ

「俺ではない炎上」は、スリリングな逃亡劇×巧みな仕掛けが面白い傑作ミステリー小説!「六人の嘘つきな大学生」の著者・浅倉秋成さんが描く、最新作です。今回はこの小説のあらすじを簡単に紹介し、考察や感想をまとめました。ネタバレ部分は隠しているので、一度読んだけど伏線部分を復習したい人だけ中身をクリックしてチェックしてください。

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浅倉秋成の小説「俺ではない炎上」とは

書名 俺ではない炎上
作者 浅倉秋成
出版社 双葉社
発売日 2022年5月19日
ページ数 368ページ

2021年本屋大賞候補に選ばれた「六人の嘘つきな大学生」の著書・浅倉秋成による最新作が、今回紹介する「俺ではない炎上」。SNSの炎上をテーマに展開し、最後にはお得意のどんでん返しが炸裂する、痛快なミステリー小説に仕上がっています。

前作「六人の嘘つきな大学生」のあらすじをチェックしてみる

前作「六人の嘘つきな大学生」は就活をテーマにしており、朝井リョウさんによる直木賞受賞作「何者」を彷彿とさせました。今作「俺ではない炎上」は無実の中年男が罪をなすりつけられ逃亡するという展開で、伊坂幸太郎さんの本屋大賞受賞作「ゴールデンスランバー」を連想させます。

※「俺ではない炎上」は以下に当てはまる人におすすめ!
・伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」が好きな人
・どんでん返しが待っている小説を読みたい人
・今、話題のミステリー小説を読みたい人

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3分で分かる「俺ではない炎上」のあらすじ【※ネタバレなし※】

住吉初羽馬は、公園で女性を殺害したと思われる画像を掲載した【血の海地獄】と書かれたツイートを発見し、リツイートした。投稿はすぐに拡散され、発信者は大帝ハウス大善支社営業部長の山縣泰介だと特定される

しかし泰介は女性を殺害しておらず、それどころかTwitterをやったことすら無かった。全く身に覚えの無い泰介は、ただのイタズラだと事態を軽く見ていた。しかしツイートが炎上し、正義感を振りかざした世間が泰介に制裁を加えようとする。

やがて警察からも追われるようになった泰介。大善署の刑事・堀健比古は、泰介の家族に聞き込み調査などをする内に、事件について疑問を抱く。また泰介の娘の夏実は、クラスメイトの江波戸琢哉と共に自分自身も巻き込まれた事件について調べ出す。

泰介の運命は?泰介のSNSになりすました犯人は誰なのか?ラストには思わぬどんでん返しが待っている…。

「俺ではない炎上」の主な登場人物まとめ

「俺ではない炎上」の主な登場人物について、まとめました。物語を読み進めると、登場人物の素性や意外な関係性が判明していきます。ここではネタバレにならない程度に紹介します。

住吉初羽馬(すみよししょうま)
大学生。社会派サークルのリーダー。【血の海地獄】のツイートをリツイートする。

山縣泰介(やまがたたいすけ)
大帝ハウス大善支社営業部長。SNSが乗っ取られて殺人犯にされてしまう。

・山縣芙由子(やまがたふゆこ)
泰介の妻。化粧品のコールセンター勤務。警察の聞き取り調査に協力する。

山縣夏実(やまがたなつみ)
泰介の娘。かつて出会い系サイトでトラブルを起こす。

・野井
泰介の部下。ツイートが拡散された頃、泰介と共に営業していた。

・青江
シーケン(泰介の取引先会社)の営業担当。

堀健比古(ほりたけひこ)
大善署の刑事。女子大生殺害事件の捜査である疑問を抱く。

・六浦(むつうら)
県警捜査一課所属。堀と共に女子大生殺害事件について捜査する。

・篠田美沙
21歳大学生。殺害事件の被害者。

・マチ子
スナック「しずく」のママ。普段ネットはあまり見ない。

・サクラ(んぼ)
「ネットで出会いを考えるシンポジウム」の参加者。篠田美沙の親友

・江波戸琢哉(えばとたくや)
夏実のクラスメイト。通称えばたん。建築士を目指している。

「俺ではない炎上」のネタバレ解説&考察まとめ

ここからは「俺ではない炎上」の魅力をより深掘りしていきましょう。二度読み必至の本作ですが、筆者も二度(重要な部分は三回以上!)読み直して、考察しました!

「俺ではない炎上」は後半の伏線回収やどんでん返しが秀逸な作品ですが、一度読んだだけではトリックが分かりづらかったと思われるかもしれません。そこで一部ネタバレを含みながら、伏線回収部分やどんでん返しの内容についてまとめました。

まだ読んだことが無い人もいるので、ネタバレ部分は隠しています。一度読み終わった方だけ、クリックして中身を確認するようにしてください。

「ゴールデンスランバー」を連想させる、主人公の逃亡劇が面白い!

「俺ではない炎上」の前半部分は、無実の罪を着せられた泰介が逃亡するシーンが中心に描かれます。ここで筆者が思い出したのが、伊坂幸太郎さんによる人気作「ゴールデンスランバー」(2008年本屋大賞受賞作)です。同作は堺雅人さん主演により映画化され、主人公が逃亡する姿に緊張感がありました。

「俺ではない炎上」でもスリリングな展開に、読者はひき込まれます!あっという間に世間を賑わせ、話題の人物になってしまった泰介。警察からも世間からも身を追われることになり、必死に逃げ回るのです。

ネタバレしていいから逃亡シーンの詳しい考察を読みたい方はこちらをクリック!

ここからは筆者の考察です。泰介が逃亡する際に、泰介の特徴をよく活かしているのがうまいなと感じました。泰介の趣味はランニングとゴルフ。車を乗り捨て、そこから淡々と走り出して捜査の包囲網を突破する場面は爽快!さらに暴走化したYouTuberたちから逃げる場面では、ゴルフで使うあるアイテムが活躍しました。

また、逃げ回る場面で、泰介が決して諦めようとしなかったこと。さらに逃げるだけでなく、犯人を自らの手で追い詰めようとしたこと。このような姿勢は今、何かに追い詰められている人たちにとっては、勇気を与えてくれる行動だと言えるのでは無いでしょうか。

さらに、最終的に逃亡の手助けをしてくれた意外な人物の存在にも感動しました。その辺りは、「どんでん返しの内容を詳しく考察」の章で述べます。

真犯人判明に至るまでの伏線とは?ミスリードへと誘う仕掛けが秀逸

泰介のSNSになりすましたのは誰なのでしょうか?真犯人が判明するまでに仕掛けられた伏線について、ここでは考察していきます。

ネタバレしていいから伏線回収部分について詳しく知りたい方はこちらをクリック!

泰介のSNSを乗っ取っていたのは、実の娘の夏実でした。殺害事件の犯人も夏実だと読者に思わせるように誘導しますが、実はこれはミスリード。犯人は別にいて、真犯人は夏実の小学校時代のクラスメイトの江波戸琢哉でした。

ん?小学生がなぜ?どういうこと?と、読み進めていく内に終盤あたりで読者はきっと混乱するでしょう。そこからラストにかけて怒涛の伏線回収が行われていくのですが、トリックが少し複雑で一読して分かりにくかったかもしれません。

一番大きなトリックは、時間軸のズレです。具体的にいうと、山縣夏実の語りが現在ではなく、約10年前のものとなっています。しかし作中では今まさに進行形の物語と錯覚させるように挿入しているので、そこがミスリードを誘う大きな仕掛けになっているのです。そのための小道具がしっかり効いています。いくつか紹介しましょう。

・大善スターポートの展望台ライトアップ
18時からライトアップされる時間も一緒で混同しやすい。しかしよく見るとイベント告知文に「復刻」の文字がある。10年前のライトアップと現在のライトアップが敢えて重なるように書かれている。

・「翡翠の雷霆」のピンバッジを付けた青年
山縣夏実の語りに出てくる青年と、住吉初羽馬の語りに出てくる人物は別人物。住吉初羽馬の語りに出てくるのは、10年前に青年からもらったピンバッジを付けたえばたんが成長した姿。窓の外を見ているという様子が一致しているから紛らわしい。

・山縣夏実が巻き込まれた事件
山縣夏実の語りに出てくるのは、女子大生殺害事件のことではなく、夏実が被害に遭いかけた性被害事件。家族が巻き込まれたと書くことで敢えて混同しやすくしていた。

以上です。上記の点などに注意しながら、山縣夏実の章だけ振り返ると、新たな発見があるでしょう。

善人か?悪人か?どんでん返しの内容を詳しく考察

浅倉秋成さんが書く小説では、人間の良い部分と悪い部分とが混同しており、実は悪そうな人が良い人(逆のパターンも然り)というケースがよく見られます。そういった人間性のどんでん返しというのが今回も効いています。いくつか具体例をあげていきましょう。

ネタバレしていいからどんでん返しの内容について詳しく知りたい方はこちらをクリック!

【悪そうに見えて良い人の例】
・山縣夏実
父・泰介のお仕置きに反抗するために泰介のSNSを乗っ取ったと判明したあたりから、読者は「夏実が犯人ではないか…」と思ったはずです。しかしこれはミスリード。夏実がSNSを乗っ取った理由は、SNSで父にゴルフ友達を作ってあげてネットでも良い出会いがあると知らせたいと思ったからでした。

・青江
前半は仕事に不満を抱えて、泰介に恨みを買ってそうな人物だと描かれています。泰介が絶体絶命のときに現れますが、実は泰介が犯人ではないと見破りかばおうとしていました。泰介が犯人ではないと分かる伏線も、しっかり用意されていますね。

・サクラ(んぼ)
ナイフを所持していて、泰介を殺そうとしているかのよう。物語の途中で泰介のSNSを乗っ取った人物だと分かり、一気に黒幕説が濃厚になります。しかしナイフはあくまで護身用。しかもこの人物、「​​サクラ(んぼ)=現在の山縣夏実」だと判明する驚きの展開になりました。

【良さそうに見えて悪い人の例】
・山縣泰介
部下思いの良い人だと思われがちですが、実は我が強く嫌われていました。逃亡した際に手助けしてくれる者は誰もいません。主人公の主観が入った語りに読者もすっかり騙された形になったわけです。小説の語りの構造を使った巧みなトリックだと言えます。なお、ラストには泰介がしっかり成長した姿を見せてくれます。

・江波戸琢哉
夏実を思い、将来の夢があり、希望や思いやりに溢れた人物だと思いきや…実は女子大生殺害事件の真犯人でした。こういう歪んだ正義感が悲劇を招くというのは、ミステリーあるあるではありますが、巧妙な仕掛けのためになかなか気づけないようになっています。

「俺ではない炎上」を読んでみた感想

考察をこれまで述べてきましたが、ここからは筆者や読者の方々の感想をまとめました。筆者の感想については、一部ネタバレを含むので隠しコマンドで書いています。

【筆者の感想】一部のトリックにはやや不満も、話題作へのオマージュが秀逸!

筆者の感想は少しネタバレを含むので、大丈夫な方だけ下記をクリックして読んでください。

ネタバレしていいから詳しい感想について詳しく知りたい方はこちらをクリック!

泰介のもとい届いた犯人からと思われる手紙に書かれた、謎の数字。【血の海地獄】ツイートの中に書かれた、「からにえなくさ」という暗号。読者は謎解きのような感覚で意味を考えながら読み進めることになるでしょう。

数字の方はだいたい想像がついたのですが、暗号の方はさっぱり分からず。それもそのはずで小説内だけで完結する謎であり、一向に考えても分からないものでした。こういった暗号を思わせぶりに提示するなら、読者に推理できるようなものにして欲しかったですね…。

時間軸をずらすというやり方は面白い試みでしたが、こちらももしかしたら…と読者が気付ける伏線を敷いてくれたらなと感じました。スターポートで会った青年が窓の外を見ているシーンで、二つの煙の違いを見ていると説明する場面が、夏実と泰介が追っている事件が似ているようで違うというのを暗示しているのかもしれませんが、流石にそれは難しすぎる…

個人的には前半の逃亡劇が、スリリングで読み応えがありました。決して諦めなかったり、思わぬアイディアが功を奏したりして、面白かったですね。

浅倉秋成さんは前作「六人の嘘つきな大学生」で朝井リョウさんの「何者」を、今作では伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」を、それぞれリスペクトを込めてオマージュしているように思います。こういったオマージュシリーズで、どんどん作品を産み出していくというのも一つの作家の姿勢として面白いと思うのですが、いかがでしょうか。

【みんなの感想や評価】一気読み&二度読み必至のミステリー

ゲームデザイナーかつ映画好きとして有名な小島秀夫さんの感想です。

二度読み必至の小説ですね!

はい、私もすっかり騙されました。

真犯人について、あともう少し細かく描写があればもっと驚いたかもしれないですね。
逃亡劇もなかなかサスペンスフルでグイグイ読めました。
前作よりも更にグレードUPしていますね!
引用:Amazon

Amazonのレビューからもいくつか引用。前作「六人の嘘つきな大学生」より高い評価を受けています。

作者の作品を通して感じるのは、毎度「人間讃歌」。
一見、しょうもない人間(作中では、よく「クズ」と表現される)でも、世界は捨てたものじゃない、見方を変えてみよう、という気にされる。
引用:Amazon

人間性のどんでん返しに注目です。

「俺ではない炎上」が実写化(ドラマ・映画化)されたら…

「俺ではない炎上」がもし実写化されたら、どうなるのでしょうか。作中のある仕掛けは小説だからこそできるものであって、映像化したら難しそうですが…。その辺りは映画監督の腕の見せどころですね!今回はキャストについて予想してみました。

・住吉初羽馬:鈴鹿央士
山縣泰介:大沢たかお
・山縣芙由子:石田ゆり子
・山縣夏実:子役タレント
・野井:迫田孝也
・青江:竜星涼
・堀健比古:中村倫也
・六浦:森田甘路
・篠田美沙:紺野彩夏
・マチ子:かたせ梨乃
・サクラ(んぼ):森七菜
・江波戸琢哉:子役タレント

まとめ:「俺ではない炎上」は逃亡劇と巧みなトリックを楽しめる傑作ミステリだった

いかがでしたか?「俺ではない炎上」の特徴を以下にまとめました。

・「ゴールデンスランバー」を彷彿とさせるスリリングな逃亡劇に注目
・二度読み必至の巧みな仕掛けが面白い!
・人間性のどんでん返しに驚がく!

以上です。2021年の本屋大賞候補に続き、2022年の本屋大賞にもノミネート入りが期待される本作。ぜひチェックしてみてください!

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さとなり

コメント

  1. マキナリー より:

    解説&考察ありがとうございます、楽しく読ませていただきました。
    娘の名前は「真実」ではなく「夏美」ですね笑。アレ的にも直しておいた方がいいかと思いまして…。

    • さとなり より:

      夏実でしたね!たしかにかなり重要な部分でした。
      ご指摘ありがとうございます。

      楽しく読んでいただいたということで、嬉しい限りです。
      これからもよろしくお願いします。

  2. nachibonne より:

    解説&考察 楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

    登場人物でひとつ気になったのですが

    ・堀健比古(ほりたけひこ)
    大善署の刑事。女子大生殺害事件の捜査である疑問を抱く。

    ・六浦(むつうら)
    県警捜査一課所属。堀と共に女子大生殺害事件について捜査する。

    堀と六浦の所属はお書きになっている通りですが
    疑問を抱き、何度も問題提起するのは
    堀ではなく六浦の方ですよね?

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