「大豆田とわ子と三人の元夫」から生まれた名言8選|エスプリの効いたセリフから抜粋

テレビ

2021年4月より関西テレビ系列で放送されているドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」。登場人物たちの放つ独特のセリフの言い回しが注目されています。離婚を経験したとわ子、及び三人の元夫がそれぞれどのようにして幸せを見つけていくのか?というストーリー。その中には現代社会における私たちが、今を生きる上でヒントになる名言が隠れています。

そこで今回は「大豆田とわ子と三人の元夫」における、名言をまとめてみました。どんなシーンで生まれたセリフか、セリフの意味を深掘りし、また視聴者の方々がどんな感想を抱いたのかも含めて紹介していきます。

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エスプリの効いたセリフが特徴的なドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」とは

これからの人生を生きていく上でためになる名言連発のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」。名言について紹介する前に、まずはこのドラマの概要をおさらいしておきましょう。

「カルテット」を手掛けた坂元裕二脚本の新ドラマ!主演は松たか子

「大豆田とわ子と三人の元夫」でまず注目すべきは、脚本を手掛ける坂元裕二。独特のセリフの言い回しや、日常の何気ないシーンを独自の角度から捉えた解釈などが評価されている、注目の脚本家です。4人の音楽家たちのちょっと奇妙な共同生活を描いた「カルテット」で脚光を浴びました。

「カルテット」で主演を務めたのは女優・松たか子。今回の「大豆田とわ子と三人の元夫」でも脚本・坂元裕二×主演・松たか子のタッグであり、息のあった演技が注目されています。

ドラマの挿入歌やエンディングテーマ、また何気なく登場する楽曲なども話題に。エンディングテーマは今、人気のアーティスト・STUTSやラッパー・KID FRESINOとコラボしたクールな一曲で、YouTubeにアップされたミュージックビデオは公開後一週間で既に100万回以上再生されています。

「大豆田とわ子と三人の元夫」公式ホームページを覗いてみる

「大豆田とわ子と三人の元夫」のあらすじ

大豆田とわ子(松たか子)はこれまで三度の離婚を経験している。一人目の夫・田中八作(松田龍平)、二人目の夫・佐藤鹿太郎(角田晃広)、三人目の夫・中村慎森(岡田将生)はそれぞれ人間性も仕事も違うが、そんな三人の元夫はみなとわ子にまだ未練があるようだ。とわ子含めた四人は今後、どうやって自分の幸せを見つけていくのか…

名言①「1人で生きていけるけど、◯◯◯」

第一話のとわ子が親友の渡来かごめと宅飲みしているシーンより。「1人で生きていけるけど、◯◯◯。」に続けて、「◯◯◯の中身は分かりません。」と答えをはぐらかすようなセリフを呟きます。三度の離婚を経て一人身になったとわ子が、孤独を受け入れて一歩踏み出そうという意志が込められています。

なお、この発言は「◯◯◯」の部分が伏せられているため、今後の展開の伏線になりそうなニュアンスも感じられます。既に第1話の中盤でも「1人でも大丈夫だけど、大事にされたい」とセリフが出てくるため、この大事にされたいという部分がアンサーになっているとも捉えられます。

またなぜ「◯◯◯」と伏せられたのかについては、「言葉にしたら言葉が気持ちを上書きしちゃう気がしてさ」という発言内容にも重なります。敢えて言葉にしないことで、孤独だけども生きていけるという強がりな気持ちをそのままにしたかったのかもしれません。

名言②「楽しいまま不安。不安なまま楽しい」

第一話のとわ子が最初の元夫・田中八作の家に行ったシーンより。徹夜明けで部下のミスをカバーした後に、工事現場で穴に落ちたのを八作に助けられて行ったところから、二人でリビングで眠りかけながら語り合う場面で出てきたセリフです。

「まぁ色々あるさ。色々だよ。どっちか全部ってことはないでしょ。」と前置きしたところから生まれた名言です。その直前に「優しいって頭が良いってこと。頭が良いってことは優しい」とも述べています。

この発言を受けて「カルテット」でのセリフを思い出したファンもいたのでは?八作を演じている松田龍平が「カルテット」の役柄で発したセリフには、「楽しいは切ない、嬉しいは寂しい、優しいは冷たい、愛しいは虚しい」とありました。相反する感情を同時に並べ、複雑な人間の心理を捉えています。

名言③「負けたときに何を思ったか何をしたかで本当の勝者は決まるんだよ」

第二話の慎森がやさぐれて公園にいるシーンより。公園で出会った女性・小谷翼が発したセリフです。

慎森は「運動会も正月もイベントが嫌いだった。でも結婚式だけは最高だった、幸せだった。」と自分の素直な気持ちを吐露します。すると翼は「過去にしがみつく惨めな男だ」、「弱い犬ほどよく吠える」と辛辣な言葉を投げかけ、その後にグッドルーザー理論を述べます。

スポーツの世界の一番は勝った人じゃないよ。金メダル取った人でもないよ。グッドルーザー。負けたときに何を思ったか何をしたかで本当の勝者は決まるんだよ。」と。

思えば、高校野球でも最後に勝って三年間の部活を終えられるのは、夏の甲子園で優勝したチームのみ。それ以外の高校はどこも負けて終わりますよね。大事なのはその時に何を思い、その後の人生でどう変化していけるか、という話は確かに納得させられます。

名言④「嫌なものは嫌って言っておかないと、好きな人から見つけてもらえなくなる」

第二話に登場する、とわ子と慎森の回想シーンより。「いいんだよ、はみ出したって。嫌なものは嫌って言っておかないと、好きな人から見つけてもらえなくなるもん。」ととわ子が言うと、「ありがと。」と慎森が素直に答えます。とわ子が「へへっ」と照れる仕草も含めて印象的な場面でした。

実際、とわ子と慎森が仲良くなるのは、周りの目を気にせずに携帯のスピーカーで通話をしている男性を見て、お互いに目配せしたところから。自己中心的な人間に対する嫌悪に共感したところから、二人は自然と惹かれあったのです。

この名言で思い出すのは、作家の山田詠美さんと綿矢りささんとのインタビュー記事。山田詠美さんは「夫婦仲が良くなるのには、お互いに好きなものが一致するよりも、嫌いなものが一致したがいい」といったことを述べていました。

名言⑤「人生に失敗はあったって失敗した人生なんてない」

第5話より。イベント会社の社長・門谷から威圧的に結婚を迫られるシーンで出た一言です。門谷はとわ子と同じくバツ3。彼は離婚は傷ではなく勲章だったと述べ、傷を負った「人生に失敗している」とわ子をほっとけないと言います。それを受けとわ子は「離婚に傷も勲章もない。」と反論した上で、上記の発言が出た訳です。

いろいろあったとわ子だが、今の人生を楽しく捉えており、「別れた人たちだって幸せでいてほしい」と願っています。肯定的に今の状況を想うことで、何があっても前向きに人生を歩むことができますね。

名言⑥「好きっていうのは考えることじゃないもん」

第5話より。最初の夫・八作が離婚した理由が「好きな人がいたから」と発覚したところから、とわ子と八作で押し問答する場面からです。とわ子が女の勘で「自分は二番目なんだと気づいた」と言い、八作が「二番目だなんて考えてなかったよ」と返したところで出た、とわ子の発言です。さらにこの後「好きっていうのは考える前にあることだもん」と続きます。

「好きな気持ちが仮にあったとしてそれは浮気ではないでしょ」というやりとりに発展していくのですが、恋愛って結婚ってやはりシンプルなようでいて複雑、だけど気持ちはシンプル、みたいにぐらぐらと考えさせられます。本能で好きと思うから良くないのか、じゃあ逆に策略的に好きになる方が良いのか、など、恋愛にはなかなかこれっていう答えが無くてモヤモヤしますね。(坂元裕二的に言うと「ミゾミゾ」?笑)

名言⑦「人を傷つけるのは他人だから。慰めてもらうのも他人じゃないと」

こちらも第5話より。大豆田とわ子が取引先から理不尽な対応をされて困り果てた際、娘の唄が「自分で自分を慰めるのは得意だから」と大人びた発言をしたところで生まれました。慎森が「それはどうかな」と疑問を感じたところで、上記の言葉をぼやきます。この日はとわ子の誕生日だったこともあり、特に不憫な思いをしていました。

面白かったのは子どもの方が大人びた発言をしていて、大人の方が弱い部分を見せていたこと。しかもそれなのに「問題なのはそれを実践できないこと」と言っているのが、大人たちの孤独を良く表していました。孤独と感じるからこそ、他人の存在がより大きなものに感じるのでしょうね。

名言⑧「ときめきが強さに変わる」

第9話より。大豆田とわ子が小鳥遊大史と結婚を考えていると知り、中村慎森がとわ子のもとを訪れた際に行ったセリフです。この言葉には前置きがあります。慎森は「よりを戻そう」と言わないまでも「続編があるかもしれない」と言います。しかしとわ子から「続編は一作目を超えられない」と言われ、それに対してその理由を述べるのです。

恋愛には「恋愛にはときめきのピークがあるからだよ。だから人は結婚して夫婦になる。離婚はめんどくさくて「めんどくさい」は全てに勝つから、夫婦をつなぎ止められる」として、「恋人だったらとっくに別れる出来事を夫婦は何度も乗り越える。だから強くなる」と言った後での発言でした。

恋愛と結婚の違いをうまく言い表しているように思います。ときめきだけでは、夫婦生活は長くは続かないですからね。

なるほど。この方の発言もよく分かります。1人ではなく2人で乗り越えようという気持ちが大事ですね。

「森の中に暮らす一匹のクマになりたい」とは慎森の言葉ですが、慎森らしい一言だと思いますね。

結婚に夢をみがちな新婚夫婦にこそ知ってほしい言葉ですね。

まとめ:「大豆田とわ子と三人の元夫」は名言連発の良いドラマだった!

いかがでしたか?「大豆田とわ子と三人の元夫」に出てくるセリフからは、これからの現代社会を生きる上でヒントになるような名言が数多く誕生していました。今回取り上げられなかったセリフの中でも、みなさんの胸に突き刺さるようなフレーズや金言が必ずあるので、気になる方はぜひドラマ全般を振り返ってみてください!

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