3分で分かる「へび」のあらすじ&ネタバレ解説・感想まとめ【第174回芥川賞候補作】

今回は「へび」(著:坂崎かおる)のあらすじや感想を紹介。タイトルの意味や、ラストシーンのネタバレ考察(解説)などを行ったうえで、筆者の芥川賞予想込みの感想や、読者の口コミ評価などをまとめました。

スポンサーリンク

【第174回芥川賞候補作】坂崎かおるの小説「へび」とは

書名 へび
作者 坂崎かおる
初出 『文學界』2025年10月号

作者の坂崎かおるさんは、1984年生まれの小説家。2024年には「海岸通り」で第171回芥川龍之介賞候補となり、2025年には『箱庭クロニクル』で第46回吉川英治文学新人賞を受賞しています。

『文學界』2025年10月号に掲載された「へび」は、へびのぬいぐるみである「僕」が語り手となり、発達障害の息子を育てる父の姿を描いた短編です。同作で、第174回芥川賞の候補作に選出されています。

※「へび」は以下に当てはまる人におすすめ!
・語り手が変わった個性的な短編小説を読みたい人
・子育てにまつわる純文学作品を読みたい人
・第174回芥川賞の候補となった話題作をチェックしたい人

↓↓「へび」が掲載されている『文學界』2025年10月号を購入したい人は以下から↓↓

3分で分かる「へび」のあらすじ【※ネタバレなし※】

ヘビのぬいぐるみである「僕」は、あなたの姿を優しく見つめる。あなたの息子の夏秋は、発達障害を抱えて通級に通う小学五年生だ。ひょんなきっかけで少年野球チームに入ったところから、徐々に変化し始める。一方、あなたの妻の那津は、突如人形になってしまった。

夏秋は夏休みの終わりに行われた合宿先でいなくなったり、父との関係に悩んでいると先生に相談したりといった、起伏のある日々を送る。そんななか奮闘するあなたの姿を、僕は優しく語るのだった。

人気の芥川賞受賞作をお得に読める方法を公開!

毎回受賞作が話題になる芥川賞。話題となった『コンビニ人間』(著:村田沙耶香)、『火花』(著:又吉直樹)、『推し、燃ゆ』(著:宇佐見りん)などは、Amazonが展開するサービス・Audibleにて無料で配信されています。

Audible(オーディブル)は、プロのナレーターが本を朗読したものをいつでも聴けるサービス。月額1500円のサービスですが、30日間無料で体験できるお得なキャンペーンを実施中です。ぜひお得な期間のうちにチェックしておきましょう!

【Audibleにて無料配信中の主な芥川賞受賞作品】
・『コンビニ人間』(著:村田沙耶香)
・『火花』(著:又吉直樹)
・『推し、燃ゆ』(著:宇佐見りん)
・『ハンチバック』(著:市川沙央)
・『バリ山行』(著:松永K三蔵)

↓↓オーディブル30日間無料登録は以下をクリック!!↓↓
今すぐオーディブルを30日間無料登録してみる!

「へび」のネタバレ解説&考察まとめ

ここからは「へび」の魅力を深掘りするために、タイトルの意味、ラストシーンのネタバレ考察などを行います。

タイトル「へび」の意味とは

本作は語り手が、ヘビのぬいぐるみである「僕」というのが大きな特徴です。タイトルの「へび」は語り手自身を指していると捉えることができるでしょう。

さらに、もう一歩踏み込んで、このへびという存在が、物語にどんな影響を与えているかを考えるのも、本作を読み解くヒントになりそうです。

たとえば「僕」は、多少破れても付属の液体をつけると元通りになる「自己修復機能」を持っています。すなわち、「何度でもやり直せる」というテーマが、「あなた」と家族との関係にも当てはまるのではないでしょうか。

そういった視点で本作を読むと、また違った捉え方ができるといえます。

ラストシーンのネタバレ考察(解説)

ここでは、ラストシーンを踏まえて、本作について考察した内容を記します。ややネタバレとなるので、大丈夫な人だけ以下をクリックして読んでみてください。

ネタバレしていいからラストシーンの考察を知りたい方はこちらをクリック!

【結末部分のネタバレ】
野球チームでお世話になっていた飯田橋先生が警察に捕まった。飯田橋先生の息子のショウは、チームメイトの夏秋とともに家出を決行した。夏秋がいなくなったと知ったあなたは、人形になっていたはずの妻・那津から問い詰められる。

ラストは、夏秋とショウが2人とも大人になって当時を回想するシーンだ。2人の家出は結局2日足らずで終わったが、その時の経験が今の財産になっているようだ。2人で支え合った日々を讃え合い、お互いの絆を感じさせる場面で終わる。

【ラストシーンの考察】
最後は以下のような背中の描写で終わる。

反対側の階段をのぼっていく翔を、見えなくなるまで見る。彼の大きな背中は少しゆらゆらとしながら、やがてホームに消えていく。僕は腕を上げ、掌を広げ、その背中に触る仕草をする。それは熱を持っている。熱を持っている。
引用:『へび』本文より

この背中についての描写は、本文冒頭に呼応しています。冒頭の一文は

あなたはその背中を覚えている。
引用:『へび』本文より

さらに、しばらくしてこういった記述があります。

治りの悪い、かさぶたができてははがれる、生の、変容の象徴として。そして、そのイメージには背中があった。人が背中を見せるとき、それは遠ざかるときだ。去るときだ。
引用:『へび』本文より

つまり、序盤のこういった記述から、ラストの着地に至るまでに、息子の立派な成長があり、何度も修復を繰り返していった親子の格闘の跡が見て取れるといっていいでしょう。

「へび」を読んでみた感想

ここからは「へび」を読んでみた感想を書いていきます。また読者のレビューも合わせてまとめました。

【筆者の感想】坂崎かおるさんの技術が光る作品

作者の坂崎かおるさんは、『箱庭クロニクル』で第46回吉川英治文学新人賞を受賞していますが、同作はテーマや趣向がバラバラの短編小説が収められており、作品としての幅を感じさせました。

本作「へび」でも、細かな描写や、リズム感のある書き方など、随所に工夫が光る作品です。確かなテクニックを感じさせる点は、最近の若手作家の中でも一つ頭が抜けているといえます。

本作は第174回芥川賞の候補作に選出されていますが、このようなテクニックは高く評価されるでしょう。一方で、へびをモチーフとしている点が、作中にどれほど活きているかは評価が分かれそうです。特に同じ「へび」をモチーフとした短編小説「蛇を踏む」で芥川賞を受賞している川上弘美さんが選考委員として本作をどう評価するかにも注目したいですね。

受賞予想:△(大穴)
(全候補作を読み終えた段階でもう一度予想してみます)

【みんなの感想や評価】

続いて読者がレビューサイトやSNSに投稿した感想や口コミ評価をまとめました。

まとめ:「へび」は独特の語り手により子育てに奮闘する父の姿を描いた小説だった

いかがでしたか?「へび」の特徴を以下にまとめました。

・第174回芥川賞候補作(受賞予想は△【大穴】)
・へびのぬいぐるみを語り手に据えたユニークな作品
・親子のやりとりや、随所に技術の光る書き方などが魅力

以上です。まだチェックしていない方は、ぜひ読んでみてください!

↓↓「へび」が掲載されている『文學界』2025年10月号を購入したい人は以下から↓↓

読書が苦手な人でも本好きになれるサービスが大人気!30日間無料で試せる

のぶ
のぶ
気になる本がたくさんあるけど、何冊も買ってたらお金が足りない…
よしみ
よしみ
いつも本を持ち運ぶのが手間…
なお
なお
時間が空いたときに気軽に読書したい…

そんな方は、読書のサブスク「Kindle Unlimited」を活用しましょう!
Amazonが提供するサービス「Kindle Unlimited」ならいつでも気軽に読書できます。200万冊以上の小説、漫画、雑誌などを読み放題!
Kindleの無料アプリからお好きな本をダウンロードして、スマホ・タブレット・PCなど好きな端末でお楽しみいただけます。

のぶ
のぶ
毎月の本にかける出費が、1万円以上節約できました!
よしみ
よしみ
書籍を持ち歩かなくてよくなったので、荷物が軽くなりました。
なお
なお
バス待ちのスキマ時間で、気軽に読書できて嬉しいです。

魅力をまとめると…

・持ち運び不要で簡単!
・空き時間にさくっと読める!
・月額制だからお金がかからない!

月額980円のサービスでかなりお得なんですが、なんと今なら30日間無料で体験可能!無料期間中に解約すれば、一切お金はかかりません。これから読書を楽しもうという方はぜひお試ししてみてください。

↓↓Kindle Unlimitedの30日間無料登録は以下のバナーをクリック!!↓↓

今すぐKindle Unlimitedを30日間無料体験してみる!

さらに読書が苦手な方におすすめしたいのは、もっと手軽に楽しめる聴く読書「Audible」

・活字が苦手な人でも聴く読書なら気軽に本を楽しめる
・移動中や作業中の「ながら読書」ができる
・プロのナレーターや声優が朗読しているから、聴きやすい
・オフラインで再生可能だから通信速度や接続状況が気にならない

のぶ
のぶ
文字を読むとすぐに眠くなるくらい読書が苦手だったんですが、Audibleをきっかけに本を楽しめるようになりました。
よしみ
よしみ
育児や家事をしながら読書でき、気分転換になります。効率的に読書できるので、得した気分です。
なお
なお
通勤の移動中に聞いてます。毎日往復1時間以上かけているので、その間に気軽に読書体験できるのは嬉しいです。

Audibleは月額1500円のサービスですが、こちらも30日間無料で体験できるキャンペーンを実施中!現在、以下の人気作品などがラインアップされていますよ。

・『変な家』(著:雨穴)【超人気のロングセラー作品】
・『カフネ』(著:阿部暁子)【最新の本屋大賞受賞作】
・『成瀬は天下を取りにいく』(著:宮島未奈)【2024年の本屋大賞受賞作】
・『#真相をお話しします』(著:結城真一郎)【映画化もされた話題作】

ぜひ、この機会に早速お試ししてみましょう!

↓↓オーディブルの30日間無料登録は以下をクリック!!↓↓

今すぐオーディブルを30日間無料体験してみる!

スポンサーリンク
シェアする
さとなりをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました