3分で分かる『タガヤセ!日本 』のあらすじ&読書感想文を書くコツまとめ

2023年の課題図書(高等学校の部)に選ばれている『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』。今回はこの本のあらすじを簡単にまとめ、読書感想文を書くコツを例文付きで解説します。BUZZMAFF ばずまふのYouTube動画と合わせてチェックしてみましょう。

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『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』(小学校中学年の課題図書)の内容とは

書名 タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます
作者 白石優生
出版社 河出書房新社
発売日 2022年7月26日
ページ数 188ページ

『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』は、タイトルにもあるように、農林水産省に勤める白石優生が農業の魅力を伝えるために書いた本です。日本の食の現状や課題、魅力などを簡単なことばで説明しています。

本書は高等学校の課題図書にも選出されていますが、内容的には中学生でも読みやすいような内容です。ワークシートの記入などもあり、実践しながら読解できる内容なので、読書感想文も比較的書きやすいでしょう。

※『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書こうと思っている高校生
・農業に興味を持ちたい人
・農水省の仕事に興味がある人

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3分で分かる『タガヤセ!日本』のあらすじ要約【※ネタバレあり※】

4つの章からなる『タガヤセ!日本』。各章のあらすじを簡単にまとめました。

第1章:日本の農業ってこんなにすごい!―日本の農業の特徴と魅力

まずは作者の白石さんの自己紹介から始まる。鹿児島県で生まれ育った白石さんが、大学時代に農家や漁師などと交流した経験をふまえて、農林水産省に入るまでに至った背景を振り返る。

農業は地域特性によって左右される産業だと述べ、41ページでは日本地図とともに各地でさかんな農業を紹介する。またワークシートを作って、昨日食べた食べ物の産地を調べてみては?と問いかける。

また、日本は農業技術レベルが高い国であると主張する。農薬は必ずしも悪いものではなく、適切に使えばおいしさと安全性を両立できるというのも、この本ならではの特色といえるだろう。

農家をサポートしたいという動機で、農水省に入り、現在YouTubeでPR活動も行っている白石さん。「推しの農家さん」を見つけて、応援することが地産地消につながると語っている。

第2章:その農業のイメージ、古いかも!?―変わりゆく農業と農家さんの仕事

農業というと手作業をイメージされがちだが、実はかなり機械化が進んでおり、ロボットやICT技術を採用した農業は「スマート農業」と呼ばれている。この章では、その具体例をいくつか紹介している。

また農家のスタイルも変化している。「半農半X」と呼ばれる、農業以外にもかたわらで仕事をしている農家が増えているのだ。また、積極的にSNS配信している若手農家も多い。

最後に、従来の農業のイメージを変えてくれそうな5人の農家を紹介する。どの農家もユニークな活動をしていて、興味をひかれそうだ。

第3章:日本で食べるものは日本で作ろう!―日本の農業が抱える課題

今の日本農業が抱える課題を、以下の3つに分けて言及している。

低い食料自給率
具体的におなじみのメニューで、各食材の自給率がどれほどか表示。なぜ自給率が低いのか、あげないとどうなるのかといった点を述べた後に、解決策として「国産食材」を食べることを挙げている。

食品ロス問題
もったいないというだけでなく、環境にも悪影響を与える。解決策として「てまえどり」を提言している。

人手不足と耕作放棄地
少子高齢化により人手不足となり、農家の平均年齢や耕作放棄地の面積推移を表示する。解決策として農水省で行っている取り組みを紹介。また一人ひとりが農業に関心を持つだけでも日本の農業は変わると述べている。

第4章:国民の食と命を支えています!―農林水産省の仕事

農林水産省の具体的な仕事内容を紹介。農水省はまじめな人と思われがちだが、コミュニケーションをとるのが好きな人に向いている仕事だと述べている。また白石さんがこれまで携わってきた事業(主に農業のPR活動)についても詳しく紹介している。

最後に監修するYouTube動画「BUZZ MAFF」の存在を告知し、ぜひ動画を見てほしいと語っている。

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『タガヤセ!日本』の読書感想文ガイド【例文つき】

『タガヤセ!日本』は2023年の課題図書(高等学校の部)に選ばれています。ただ、いざ読書感想文を書こうとしても、どこからどう書けばいいかお悩みの方もいるでしょう。読書感想文で大事なのは、あらすじをまとめるのではなく、その本を読んでどう感じたかを書くことです。ここでは書く際のポイントを例文付きで解説します。

ワークシートを作成してみて自分が調べた旨を記述する

「第1章:日本の農業ってこんなにすごい!―日本の農業の特徴と魅力」にて、ワークシートが掲載されています。33ページの「ワークシート1:食べ物はどこから来ている?」と35ページの「ワークシート2:何を基準に選んでいる?」をまずは作成してみましょう。

ワークシートを作成後に、自分なりに考察したことを書きましょう。おそらくワークシート1で使用した食材の中には、どうしても国産のものではないものが多く含まれているのではないでしょうか?

それらを抜き出して、できるだけ国産のものをそろえられないか考えてみましょう。その際に、この本の第3章で述べられている食料自給率の点にもふれるとよりよいです。

【例文1】
昨日はハンバーグを食べたのですが、豚肉はアメリカ産、牛肉はオーストラリア産でした。この本の中では畜産業は九州がさかんだと書いてありました。これまであまり意識していませんでしたが、スーパーに行ってみると、実際宮崎産の豚肉や鹿児島産の和牛が並んでいることに気づきました。

できるだけ国産のものを買いたいというのは本書を読んで理解しましたが、実際は国産のものは値段が高いので買いづらいというのもあるのかもしれません。しかし私たち一人ひとりができるだけ国産のものを買えば、農家や畜産農家がうるおい、価格も安くなっていくのではないでしょうか。

他にもワークシート2の内容をふまえて、本書を読む前と読んだ後で、自分の中で変わった意識があれば、それを書くとよいでしょう。

【例文2】
私も「ワークシート2:何を基準に選んでいる?」を記載してみました。すると母と買い物をしているときに、これまで食材をどう選ぶかについてほとんど意識していなかったことに気づきました。賞味期限がきれていないか確認する程度でした。

今回、この本を読んで、いくつかこのワークシートに書いてある項目を見直すべきだと感じました。

まず産地は国産を選ぶようにしようと思いました。葉物は関東地方、柑橘類は四国あたりと地域特性があると知ったので、できるだけその地域のものを選んでみたいです。

次に、賞味期限についてですが、これまではできるだけ長いものを選んだ方がいいと思って、奥の方の商品を手に取ることもあったのですが、「てまえどり」を意識したいと思います。食品ロスが減るようにできることを実践していきたいです。

推しの農家を実際に探してみる

本書では「推しの農家」を見つけると、農業への関心が高まると指摘してあります。実際に自分でユニークな活動をしている農家を、インターネットや雑誌・書籍などで探してみましょう。

この探す行為自体がそもそも農業への関心の第一歩です。どうやって探したかも重要ですね。道の駅や物産館などに足を運ぶ機会がある人は、実際に行ってみて商品から農家や生産者を見つけてみるのもいいでしょう。

【例文】
推しの農家を見つけるというのは、今時っぽい考え方で、多くの若者が実践しやすいアイディアだと思います。実際、私もまず推しの農家を見つけるために、まずは家族旅行のついでに道の駅へと行ってみました。

そこで売られていた商品で、「〇〇」というのを見つけました。これは、この地域でしかできない作物を使って、子どもでも食べやすいようなお菓子にしたものです。また収穫されずに捨てられていたものを有効活用している点にも興味を持ちました。こうした活動は食品ロスを減らすことにもつながっていくと思うし、私も積極的に応援していきたいです。

BUZZ MAFFを見た感想と本書の内容をふまえて感想を書く

読書は苦手であまりしないけど、YouTubeは好きでよく見ているという高校生は多いのではないでしょうか。そこで本書の最後に紹介されている、BUZZ MAFF動画を見て、感想を書くのはどうでしょう。コメント欄にコメントを書き込むくらいの気軽さで、まずは自分が感じたことを箇条書きしてみるのもいいです。

こちらはチャンネル内で一番再生されている「~農林水産省あるある~」。農林水産省は重要な仕事を担いながらも、おちゃらけた性格の人が多いというイメージも出てくるのではないでしょうか。

「第4章:国民の食と命を支えています!―農林水産省の仕事」の168ページでは箇条書きで農水省の職員に向いている人が書かれています。その特徴と、動画に出てくる人たちを見比べながら、たしかにこんなところでその特徴がよく出ているななどといった感想を書くのもよいでしょう。

参考にしたい『タガヤセ!日本』の感想や評価・レビューまとめ

ここからはSNSやレビューサイトなどに投稿されたものをいくつか紹介します。読書感想文を書くうえでの参考にもぜひしてみてください。

スマート農業、品種改良など、日本の農業の素晴らしいところを推しつつ、課題も提示し、どうすればいいかを考えさせる。とかく心配される農業の未来だが、これを読んだ若者が農業を目ざすきっかけとなるといい。自分が毎日食べているご飯やおかず、どこから来るのか知るだけでもいい。
引用:読書メーター

話しかけるような書き方で難しい言葉を使わず丁寧に書いてあるので読みやすいです。 熱意を持って仕事に向かう姿とその若さがいいね。私も、楽しく仕事して成果出して(出さなくても)前進する気持ちを持ち続けたいと思います。
引用:読書メーター

まとめ:『タガヤセ!日本』は農業の魅力を知れる一冊だった

いかがでしたか?『タガヤセ!日本』の特徴を以下にまとめました。

・2023年の課題図書(高等学校の部)
・農業の地域特性や国産の魅力を知れる
・スマート農業の普及を知れる
・農水省の仕事内容が分かる

以上です。農業に関心を持つきっかけになる一冊。ぜひ手に取ってみてください。

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