課題図書『宇宙でウンチ』を読んで読書感想文を書きたい小学生、必見! 今回は本作のあらすじをネタバレ込みで要約したうえで、感想文を書くコツを例文付きで解説します。読者の口コミレビューも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
『宇宙でウンチ:みんなの知らない宇宙トイレのひみつ』(小学校中学年の部の課題図書)の内容とは
| 書名 | 宇宙でウンチ:みんなの知らない宇宙トイレのひみつ |
| 作者 | A.ボンドー=ストーン&C.ホワイト (著),
L.ケンセス (イラスト), 千葉 茂樹 (翻訳) |
| 出版社 | あすなろ書房 |
| 発売日 | 2025年2月10日 |
| ページ数 | 32ページ |
『宇宙でウンチ』は、宇宙飛行士が宇宙でどうやってウンチをするかという点に着目し、当時の宇宙飛行士たちの知られざる苦労話や、トイレ開発の歴史を中心に説明した一冊です。2026年の小学校中学年における課題図書に選出されています。
※『宇宙でウンチ』は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書きたい小学生・中学生・高校生
・ウンチドリルや、ウンチミュージアムが好きな子
・宇宙について興味・関心がある子
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1分で分かる『宇宙でウンチ』のあらすじ要約【※ネタバレあり※】
宇宙飛行士がウンチをするには、どうしたらいいだろう? 1961年、最初に宇宙へ行ったアラン・シェパードは4時間以上宇宙船に閉じ込められて、大変だった。当時は宇宙船にトイレが無かったのだ。
宇宙には重力があるし、宇宙船もほんの1グラム重くなるだけで、かなりお金がかかる。アポロ計画の時もまだトイレの数はゼロ。ウンチを袋に出した後に、ガスが出ないようにモミモミして対処していた。
そんななか、NASAはトイレの開発を続け、1998年に国際宇宙ステーション(ISS)が打ち上げられた際は、2つのトイレが設置された。さらに、トイレの無い火星を探検することを想定して、「おむつ」を開発した。
さらに、2016年にはNASAが「宇宙ウンチチャレンジ」を開催して、アメリカの医師のアイディアが優勝した。こういった長年の研究や新しいアイディアにより、宇宙でウンチできるようになったのだ。
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『宇宙でウンチ』の読書感想文ガイド【例文つき】
本作は2026年の課題図書に選ばれていますが、実際読んで書こうと思っても、どこからどう始めて、どう書き進めればいいか悩んでしまう子もいるでしょう。
読書感想文で大事なのは、あらすじを単にまとめるのではなく、本を読んで気づいたこと・感じたことを自由に書くことです。
形式にしばられず自由に書いてよいものですが、ある程度基本のフォーマットをおさえておくと、書き進めやすいでしょう。以下の流れ(起承転結)を意識してみてください。

このような流れを意識して、書いてみましょう。一つずつ丁寧に解説します。
起:なぜこの本を手に取ったか、本を読み始める前でどう感じたか
まずは、この本を手にとった理由や、読む前に抱いたイメージについて書きましょう。そうすると、以降の文章につなげやすくなります。
【例文の「起」】
ぼくは正直、宇宙といっても遠い話でピンと来ず、今までなかなかきょうみをもてませんでした。しかし、ウンチドリルやウンチミュージアムなど、ウンチは下品だけどおもしろくて好きなものだったので、そこからこの本を読んでみたいと手にとりました。
上記が本を手にとった理由です。
【例文の「起」の続き】
宇宙は無重力だから、ウンチをしても浮かんできてしまってたいへんそうだなと思いました。もしかしたら、ウンチをするときは、ふくろかなにかをおしりにくっつけて、外に出ないようにするのではないかと予想しました。
また、本を読み出す前に、宇宙でウンチするにはどうしたらいいかを自分なりに考えてみるのもいいですね。そうすると、本を読んだ後に答え合わせのような形で、まとめの文章を書くことができます。
冒頭部分を書く上でヒントとなるトピックをいくつか紹介していきましょう。
・表紙の絵を見て、どう思った?
・宇宙は好き? 下品だけど、ウンチは好き?
・宇宙でウンチをするには、どうしたらいいと思う?
・宇宙のトイレはどんな仕組みになっていると思う?
承:本を読み進めていくなかで、何を感じたか
続いて、本を読み進めていくなかで感じたことを自由に書いていきましょう。できるだけ「起」で書いた内容を踏まえて書けると、つながりのある良い文章になります。
【例文の「承」】
トイレが無かったころは、ふくろの中にウンチをしていたと知って、自分の予想が当たりビックリしました。しかし、ガスが出ないようにモミモミするのは、ちょっといやですね。宇宙にまできてなんでそんなことしなくちゃいけないんだろう、という気もちになりそうです。
このように、自分だったらどう思うかといった、気持ちについて述べてみるとよいでしょう。
こちらもいくつかヒントとなるトピックを紹介します。
・ウンチの研究を必死にやっている人たちは、どんな思いで取り組んでいそう?
・アポロ10号の会話を聞いて、どう思った?
・宇宙ウンチチャレンジに出せそうな、おもしろいアイディアはある?
・トイレ以外にも、普段の生活を宇宙でするうえで大変そうなことは?
転:そのほかに何か気づきがあったか
ささいな気づきがあれば、それを盛りこむのもよいでしょう。ちょっとしたことでも、独自の着眼点でおもしろいと評価されるかもしれません。
【例文の「転」】
この本はNASAの研究の話がメインでした。しかし、トイレでいうと、日本のTOTOというメーカーが世界的に広まっているイメージがあります。日本のトイレぎじゅつは優れていると聞いたこともあるので、日本人のちえは生かされなかったのかが気になりました。じっさいに、パソコンで調べてみると、日本のJAXAも世界最高すいじゅんのぎじゅつを作っているようです。同じ日本人としてほこらしい気もちになりました。
結:本を読む前と読んだ後でどう変化したか
最後にまとめの文章です。主に「起」と「承」の内容を受けて、本を読む前と読んだ後で、変化した内容をまとめましょう。
【例文の「結」】
ぼくはこの本を読むまでは、そこまで宇宙にきょうみがなかったのですが、ウンチの話題がおもしろいと思って読み進めていき、最後には宇宙に関心がもてるようになりました。ウンチのふくろをモミモミしたり、トイレのトレーニングをしたりするのはたいへんそうですが、それが気にならないくらい、宇宙には人をひきつけるみりょくがあるのだろうと思いました。
さらに、そこからどんな行動に移すかといった部分にも触れられるとより良い文章になります。
【例文の「結」の続き】
ウンチはただおもしろいだけじゃなく、人が生きていくうえで大事なものです。よく考えると、全ての動物がウンチをするだろうし、植物にとってもウンチがひりょうになるという話を聞いたことがあります。ウンチをきっかけに、いろんな動物や植物のことも調べてみたいと思いました。
参考にしたい『宇宙でウンチ』の感想・口コミ評価まとめ
最後に、SNSやレビューサイトに投稿された本書の口コミをいくつか紹介しましょう。読書感想文を書くうえでの何かしらのヒントになるかもしれません。
宇宙に行っても人間は排泄をする。そんなことに思い至らない子供も多いと思うので、これはとてもいい。自分の生活とも関わることなので想像がつきやすく感想も書きやすそう。
引用:『宇宙でウンチ』|感想・レビュー – 読書メーター
後半に紹介されたオムツの仕組みも詳しく解説されていると良かったなあ。でも知りたいという気持ちから自分で調べたりするのかも??
引用:『宇宙でウンチ』|感想・レビュー – 読書メーター
つい最近、打ち上げられたばかりの宇宙船のトイレが故障し、宇宙飛行士が修理をしたというニュースを見たので、タイムリーな話。
引用:『宇宙でウンチ』|感想・レビュー – 読書メーター
絵も内容にあっていて笑いを誘う。今も宇宙でウンチの研究は続けられているそうで、きっと災害時などにも役に立ちそう。
引用:『宇宙でウンチ』|感想・レビュー – 読書メーター
まとめ:『宇宙でウンチ』は、宇宙トイレの秘密を知れる一冊だった
いかがでしたか? 『宇宙でウンチ』の特徴を以下にまとめました。
・2026年における読書感想文の課題図書(小学校中学年の部)
・ウンチの話題から宇宙飛行士の苦労や、NASAの研究の歴史を解説する
・ユーモアあふれる描写や会話シーンなどで興味をひきやすい
以上です。まだチェックしていない方は、ぜひ読んでみてください!
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