課題図書『それからぼくはひとりで歩く』を読んで読書感想文を書きたい小学生、必見! この本のあらすじをネタバレ込みで要約したうえで、読書感想文を書くコツを例文付きで解説します。読者の口コミレビューも紹介するので、参考にしてみてください。
『それからぼくはひとりで歩く』(小学校中学年の部の課題図書)の内容とは
| 書名 | それからぼくはひとりで歩く |
| 作者 | アリシア・モリーナ |
| 出版社 | ほるぷ出版 |
| 発売日 | 2025年6月12日 |
| ページ数 | 108ページ |
『それからぼくはひとりで歩く』は、目の見えない11歳の男の子・ハイメのある一日について描かれた物語です。ちょっとした冒険のなか、家族や周囲の人々の優しさに触れて、成長する様がうかがえます。
※『それからぼくはひとりで歩く』は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書きたい小学生
・目の見えない人の生活や想いを知りたい人
・家族や周囲の人の優しさに気づきたい人
⇒『それからぼくはひとりで歩く』を買いたい人はこちらから
『それからぼくはひとりで歩く』のあらすじ【※ネタバレなし※】
午前6時15分。目の見えない11歳の男の子・ハイメにとって、シャワーの音やお皿を並べる音といった朝の音が、一日が始まる合図だ。
ハイメは携帯を持って学校へ出かけた。しかし、兄のミゲルが気になっている子とチャットしたいからと、携帯をこっそりと渡した。
その日は、いつもと違って学校の帰り時間が早くなった。果たしてハイメは無事に家に帰れるのだろうか?
1分で分かる『それからぼくはひとりで歩く』の要約【※ネタバレあり※】
前章でネタバレなしのあらすじを紹介しましたが、ここでは本書の内容を要約したものを記載します。ネタバレが大丈夫な人だけ、下記をクリックして中身をチェックしてみてください。(※できるだけ自分の力で作品を全て読みましょう)
ネタバレしていいから要約を確認したい方はこちらをクリック!
ハイメはクラスメイトのパウリーナに手伝ってもらってバスに乗るが、一人になってからバスを降りる際にリュックを忘れてしまう。道でも大男にぶつかって大変だったが、親切な妖精のおばさんに助けてもらい、その息子のオスカルに、ミゲルがいる中学校まで付き添ってもらう。
家に帰って、ハイメはミゲルと話し合って、心配性の母さんを驚かせないように今日一日のできごとについて嘘をつく。また、タイミングよく、不機嫌そうだけど親切なおばさんが忘れていたリュックを届けてくれる。
ハイメは母さんに嘘をついたことが引っかかっていて、おじいちゃんに電話で相談した。嘘をついたまま愚か者にならないようにできることがあるはずだ、と勇気をもらったのだった。
『それからぼくはひとりで歩く』の主な登場人物まとめ
『それからぼくはひとりで歩く』の主な登場人物について、まとめました。
【ハイメの家族】
・ハイメ・ゴメス・マシーアス:本作の主人公。目の見えない11歳の男の子。
・ミゲル:ハイメの兄。お調子者で機転が利く。
・母さん:過保護で心配性。
・父さん:働き者でおおらかな性格。
・おばあちゃん:古くからの言い伝えを守る人。
・おじいちゃん:ハイメに自転車をプレゼントした。
【その他の人物】
・マティさん:目の見えない子を持つ親を支援する。
・ニコ:目の見えない友達。電話でよく話す。
・ポンチョ:隣の席に座る生徒。学校で1番の友達。
・エドゥアルド先生:担任の先生。
・パウリーナ:明るい性格の同級生。
・妖精のおばさん:道端のトラブルを助けてくれた。
・オスカル:妖精のおばさんの息子。
【夏休み期間は超お得!】「聞く読書」で苦手な読書を克服しよう

読書感想文を書くのは苦手だけど、これを機に読書を楽しめるようになりたい……!
そんな人におすすめなのが、Amazonが提供している「Audible(オーディブル)」。プロのナレーターが本を朗読したものを、いつでも聴けるサービスです。
「活字をみると、どうしても眠くなる」
「まずは気軽に読書体験してみたい」
「すき間時間を有効活用して読書を楽しみたい」
そんな人にぴったり! オーディブルなら12万以上の対象作品が聴き放題!
読書が苦手な人におすすめなのは、
『ハリー・ポッターと賢者の石』(映画も大ヒットしたファンタジー小説)
『モモ』(読書感想文の題材としてもおすすめの児童文学)
『そして、バトンは渡された』(とても読みやすい本屋大賞受賞作)
あたりを楽しまれてはいかがでしょうか?
Audible(オーディブル)は、月額1500円のサービスですが、30日間月額199円で体験できるお得なキャンペーンを実施中(※7月15日までの登録者限定※)です。夏休みはオーディブルで読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?
↓↓オーディブルの最初の3ヶ月月額199円キャンペーン利用(※7/15までの登録者限定※)は以下をクリック!!↓↓
今すぐオーディブルを最初の3ヶ月月額199円で体験してみる!
『それからぼくはひとりで歩く』の読書感想文ガイド【例文つき】
本作は2026年の課題図書に選ばれていますが、実際読んで書こうと思っても、どこからどう始めて、どう書き進めればいいか悩んでしまう子もいるでしょう。
読書感想文で大事なのは、あらすじを単にまとめるのではなく、本を読んで気づいたこと・感じたことを自由に書くことです。
形式にしばられず自由に書いてよいものですが、ある程度基本のフォーマットをおさえておくと、書き進めやすいでしょう。以下の流れ(起承転結)を意識してみてください。

このような流れを意識して、書いてみましょう。一つずつ丁寧に解説します。
起:なぜこの本を手に取ったか、本を読み始める前でどう感じたか
まず、なぜこの本を手にとったかについて書いてみましょう。
【例文の「起」】
このまえ道ばたを歩いているときに、点字ブロックに自転車をとめているのを見て、もんくを言っている人に会いました。それまでのぼくは、点字ブロックのことをあまりふかく考えたことがなくて、ハッとさせられました。そんなとき、この本は目が見えない男の子の話だと知りました。この本を読むことで、目が見えない人がふだんどんな生活を送っていて、どんなことを感じているか、知るよいきっかけになると思いました。
タイトルと表紙だけでは想像できる部分が少ないので、本の紹介文を読んだ時の印象や、試しに読み始めた段階で感じたことなどをまとめるとよいです。
いくつか導入文を書くうえでのヒントとなるトピックを紹介しましょう。
・目の見えない人はどんな生活をしていると思う?
・あなたの周りに目の見えない人はいる?
・朝の場面で書かれた「朝の音」を意識したことはある?
承:本を読み進めていくなかで、何を感じたか
次に、本を読んでいくなかで感じたことを書いていきましょう。できるだけ「起」で書いた内容を踏まえてつなげられるとよいですが、あまり形式ばらずに自分が思ったことを自由に書くのがコツです。
【例文の「承」】
クラスメイトのパウリーナがきてるふくは、明るいから黄色なんだろうなと、ハイメがそうぞうするシーンがありました。ぼくはそこで目が見えない人に、色のせつめいをするのはむずかしそうだなと感じました。たとえば、空の青はどうやったら伝わるのでしょうか。ぼくだったら、空の青と海の青はとてもにていて、どちらもうんと気もちよくてさわやかな感じになれる色だと伝えたいです。
このように、一つの場面に絞って、そのとき自分だったらどう思うか、どういった行動に出るかを具体的に考えてみると書きやすいでしょう。
こちらもいくつかヒントとなるトピックをあげてみます。
・16ページに「すべてのものは決まった場所にある」とあるが、なぜそれが大事なのかな? 自分にも実践できそうかな?
・ハイメの作文はどんなところが良いと思ったかな? また、自分ならハイメにどんなことを質問したいかな?
・ハイメはなぜ嘘をつこうと思ったのかな? 嘘をミゲルに打ち明けようと思ったのはなぜだと思う?
・おじいちゃんの言葉はハイメにどんな気づきを与えてくれたかな?
転:そのほかに何か気づきがあったか
これまでの流れとは少し違っても、気づいた点があれば入れてみましょう。どんなにささいな気づきでも、独自の着眼点として高く評価されることもあります。
【例文の「転」】
ハイメの親友のポンチョが「学年のかわいい子トップ10」を作っていたり、パウリーナが自分よりかわいい子がほかに何人いるかを自分で考えていたりするのが、なんだかとてもリアルだなと思いました。ぼくもこっそり自分はクラスで何番目にかっこいいかをよく考えるのですが、そうすることで今の自分のことをれいせいに知れるのかもしれません。
このように、主人公以外の人物の行動や心情に着目してみると、良い気づきが得られるかもしれません。
結:本を読む前と読んだ後でどう変化したか
最後にまとめの文章です。本を読む前と読んだ後で感じたことの変化を書きましょう。
【例文の「結」】
ぼくはこの本を読むまでは、見えないことは悲しいことでかわいそうという気もちばかりがありました。しかしハイメは、朝起きたときに、まわりのいろんな音を聞きながら一日の始まりをうれしく感じているのが伝わってきました。
また、そのうえで、次の行動につながるようなアクションを書けるとよりよいでしょう。
【例文の「結」の続き】
また、今回のようなぼうけんが毎日の中にあるのは、やっぱりたいへんそうですが、まわりの人のやさしさにもたくさんふれられていいなと思うところもあります。ぼくもそんなやさしさをあたえられるような人になりたいです。
参考にしたい『それからぼくはひとりで歩く』の感想・口コミ評価まとめ
最後に、SNSやレビューサイトに投稿された本書の口コミをいくつか紹介しましょう。読書感想文を書くうえでの何かしらのヒントになるかもしれません。
実際に目が不自由な人がどのように生活しているかが分かりやすい。ある1日のことを冒険スタイルで描かれていて、ラストも前向きな終わり方。感想文書きやすい。
引用:『それからぼくはひとりで歩く』|感想・レビュー – 読書メーター
読了してから自分も目を閉じて、恐る恐るデスクの上のモノに触れてみると、それまで気づかなかった感触。手に取ると臭いもあり、色々な音も聞こえてくる。
五感の全てが備わっていなくても響くものが身近にあり、それに触れ想像することの楽しさを学べる本。
引用:Amazon
五感の使い方による情報の得方の違いがとても丁寧に描かれている
障害があるからやってあげなきゃいけない、じゃない、その有無に関わらず全ての人に得手不得手はあって、それぞれが心地よく暮らしていくにはどうしたらいいかを考えていく、そういうふうに暮らしていけたらと感じた
引用:『それからぼくはひとりで歩く』|感想・レビュー – 読書メーター
母としては、大切で心配であることが強く、こもらせがちになってしまいそうなところ、少し離れたおじいちゃんのような人の、思いきりのよさは、きっとハイメが自分らしく生きるための力になるんだろうと思った。
引用:『それからぼくはひとりで歩く』|感想・レビュー – 読書メーター
まとめ:『それからぼくはひとりで歩く』は目の見えない人の生活や考えについての理解が広がる物語だった
いかがでしたか? 『それからぼくはひとりで歩く』の特徴を以下にまとめました。
・2026年における読書感想文の課題図書(小学校中学年の部)
・目の見えない人の生活や考えの理解が深まる
・周囲の人の優しさに触れて温かな気持ちになる
以上です。まだチェックしていない方は、ぜひ読んでみてください!
⇒『それからぼくはひとりで歩く』を買いたい人はこちらから


コメント