課題図書『ララのまほうのことば』を読んで、読書感想文を書きたい小学生、必見! 今回は同作のあらすじをネタバレ込みで要約したうえで、読書感想文を書くコツを例文付きで解説します。読者の口コミレビューも紹介するので、参考にしてみてください。
『ララのまほうのことば』(小学校低学年の部の課題図書)の内容とは
| 書名 | ララのまほうのことば |
| 作者 | グレーシー・ジャン (著, イラスト),
矢野彩子 (翻訳), 三辺律子 (監修) |
| 出版社 | 工学図書 |
| 発売日 | 2025年7月1日 |
| ページ数 | 48ページ |
『ララのまほうのことば』は、おてんばな少女・ララが主人公。ララが街中に咲く緑にやさしい言葉をかけ続けると、どんどんと緑が増えて街中の人が元気になっていく物語です。黄色と緑が印象的なかわいい絵が描かれた絵本となっています。
※『ララのまほうのことば』は以下に当てはまる人におすすめ!
・読書感想文を書きたい小学生
・おてんばでよく大人に怒られる人
・やさしい気持ちを持ちたいと思う人
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3分で分かる『ララのまほうのことば』のあらすじ要約【※ネタバレあり※】
とても暑くて街を歩く人ものろのろとしているなか、おてんばなララはとっても元気。ママからはおとなしくしてと怒られますが、今日もララは外に出て遊びに行きます。
フェンスをよじ登ってたどり着く空地は、ララだけの場所。いつもそこで緑のお友だちに優しく話しかけます。
はっぱがそよそようなずくのは、ララがやさしいことばをかけるから。
引用:『ララのまほうのことば』本文より
ある日、我慢の限界になったお母さんに、家でじっとしているように言われたララ。街を見ながら、一日中「わたしはここだよ。みどりのおともだち」とささやきました。
すると翌日、緑が大きく成長し、ララのもとへやってきました。お母さんはララのことをほめて、外で遊んできなさいと送り出しました。
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『ララのまほうのことば』の読書感想文ガイド【例文つき】
『ララのまほうのことば』は課題図書に選ばれていますが、いざ読書感想文を書こうとすると、どこからどう始めていいか分からない子もいるでしょう。
読書感想文を書く上で大事なのは、単にあらすじをまとめるのではなく、本を読んで感じたこと・気づいたことを自由に書くことです。
ただし、最低限のフォーマットがあると、書きやすいのも事実。そこで以下の流れを意識して、感想文を書いてみましょう。

各ステップについて、一つずつ丁寧に解説します。例文もつけるので、ぜひ参考にしてみてください。
起:なぜこの本を手に取ったか、本を読み始める前でどう感じたか
まず、なぜこの本を手にとったかというところから始めていきましょう。本作は絵本なので、タイトルから感じたこと以外に、表紙の絵を見て感じたことも、気づきとしては重要ですね。
【例文の「起」】
ぼくはタイトルの「まほうのことば」というのが気になって、この本をえらびました。まほうのことばというと、アニメのなかでてきをたおすことばを思いうかべましたが、ひょうしをみるとそうじゃない話のようです。どんな話か気になりました。
ほかにも、いくつか想像するためのヒントを紹介しましょう。
・「まほうのことば」はズバリ何だと思いますか?
・あなたにも「まほうのことば」はありますか?
・表紙を見て、ララはどんな女の子だと思いますか?
・ララが植物に何か話しかけているように見えませんか?
・黄色と緑色だけ色が塗ってあるのはなぜだと思いますか?
承:本を読み進めていくなかで、何を感じたか
続いて、本を読み進めていくなかで感じたことを書いていきましょう。何が正解で、何が不正解といったことは一切ないので、気負わずに自由に書くのが大事です。
ただ、先ほどの「起」で感じたことを受けて、この章に関する内容を書ければ、最後のまとめにスムーズにつなげやすくなります。
【例文の「承」】
ララはみどりのおともだちにやさしく話しかけていました。それに水やりのようにこまめに話しかけることで、しょくぶつにもあいじょうがつたわったのでしょう。
そのうえで、自分の体験と照らし合わせて、感じたことを書ければ、よりよい感想文になります。
【例文の「承」の続き】
この本をよんでいると、小学校に入学してからまもなく、友だちがいなかったぼくになんどもはなしてくれた友だちのことを思いだしました。その人はぼくいがいにもひとりぼっちの人にもよく声をかけていて、クラスのみんなをあかるくしていました。気づいてあげて、なんども声をかけてあげると、きっと気もちがつたわるのだなと思いました。
こちらも、いくつか書くためのヒントを紹介しましょう。
・あなたは、どんなことばをかけてもらえたらうれしいですか?
・どんな人やものに、どんなことばをかけてあげたいですか?
・最初と最後で街の雰囲気はどう変わりましたか?
・なぜ植物は育ったと思いますか?
・なぜお母さんはララのことを認めたと思いますか?
転:そのほかに何か気づきがあったか
また、物語の大筋にはあまり関係なさそうなことでも、気づいたことがあれば記しましょう。どんなにささいなことでも構いません。それが一つの重要な気づきとして、他の人とは違う着眼点として評価されることもあり得ます。
【例文の「転」】
また、さいごの「いってきまーす」だけが大きな字で書かれていることに気づきました。絵本はふつうのしょうせつとちがって、文字の大きさでも出てくる人たちの気もちをつたえられるのがすごいなとかんじました。
結:本を読む前と読んだ後でどう変化したか
最後にまとめの文章です。「起」と「承」の内容を受けて、本作を読む前と読んだ後で感じた変化について記しましょう。
【例文の「結」】
ぼくはこの本を読むまでは、「まほうのことば」とはつよいじゅもんのようなイメージでした。しかし、やさしいことばをなげかけるだけで、多くのものや人をゆうきづけてくれることがあるのだと気づきました。
そのうえで、何かしらのアクションに繋げるような文を書けるとよりよいです。
【例文の「結」の続き】
ぼくじしんも今まで友だちからいろんなやさしいことばをもらって、うれしかったことを思い出しました。こんどはぼくが、まわりの人にやさしいことばをせっきょくてきにかけていきたいです。
参考にしたい『ララのまほうのことば』の感想・口コミ評価まとめ
最後に、SNSやレビューサイトに投稿された本書の口コミをいくつか紹介しましょう。読書感想文を書くうえでの何かしらのヒントになるかもしれません。
絵本『ララのまほうのことば』は、とりわけ緑色と黄色が好きな私には特別な絵本で、なんなら『アヤのまほうのことば』と題名を変えてしまいたいくらい。子供の頃、こんなにおてんばじゃなかったけど、私も黄色と草花が好きでした。「いたばし国際絵本翻訳大賞」英語部門最優秀作。 pic.twitter.com/gCvUlZLxOv
— おぐにあやこ (@ayaoguni) July 1, 2025
ララの友達が町の暑さも軽減させる。トゲトゲしていたのは、暑さが辛かったのかもね。環境についても考えさせられる。
引用:『ララのまほうのことば』|感想・レビュー – 読書メーター
ララが植物にかける言葉がとてもステキ。人も植物も同じ、生き物は声かけで健やかに成長できるんだろうな。
引用:『ララのまほうのことば』|感想・レビュー – 読書メーター
白地に力強い黒の輪郭線と濃い緑が涼しげ。ララの黄色も引き立つ。
引用:『ララのまほうのことば』|感想・レビュー – 読書メーター
まとめ:『ララのまほうのことば』は優しい言葉で周囲を豊かな気持ちにさせる絵本だった
いかがでしたか? 『ララのまほうのことば』の特徴を以下にまとめました。
・2026年における読書感想文の課題図書(小学校低学年の部)
・優しい想いが詰まった「まほうのことば」で胸がいっぱいになる
・黄色と緑だけが塗られたかわいらしい絵も特徴的
以上です。まだチェックしていない方は、ぜひ読んでみてください!
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